<モバイルデザイン>大手学習塾のスマホサイトは個性を前面に | 東京IT新聞

<モバイルデザイン>大手学習塾のスマホサイトは個性を前面に

プロダクト モバイル

今回は学習塾のスマートフォン(スマホ)サイトをご紹介する。対象が学生であることから、ほとんどの大手学習塾が開設している。今回取り上げた大手4社は、各社ともカリキュラムや講師陣、持ち味・売りなどを巧みに利用しながら個性あるサイトを作り上げている点が印象深い。

珍しい構造のメインビジュアル

早稲田アカデミー<Link
 関東一円に進学塾を展開する早稲田アカデミーは、メインビジュアルに学生が未来に向かって飛び出すようなイメージ画像を設け、サイト全体の雰囲気が学生向けらしい爽やかな印象となっている。その下に特集情報がバナーとしてスライドしている。  一般的にメインビジュアルがスライドするパターンが多いが、固定されたメインビジュアル上に重ねてバナーがスライドする構造は珍しい。伝えたいメッセージを変えずに特集を打ち出すことができる。  また、グローバルナビゲーションが固定であるため重要なメニューは常にタップできるような使いやすさ。中・高などの学生に応じたタブ色の配置など、ユーザリビティを意識した工夫も目立つ。 

差別化メッセージを打ち出す

早稲田塾 <Link
 関東で20数校を展開する早稲田塾は、メインビジュアルがバナーのように小さいサイズながらも、学生にとって差別化を図るメッセージが打ち出されており、非常に“キャッチー”な印象を受ける。  ヘッダ部分に配置された電話ボタンも左手親指でタップしやすい位置にあり、使いやすさを感じさせる。無料体験や資料請求など、重要なボタンの色は赤色に統一されており、情報に関するメリハリをつけているのが特徴だ。  そのほか「現役合格物語」は合格者の顔写真とテキストだけでなく、進学における進捗を図にした事例をアップしており、学生にとって具体的で分かりやすい解説を施している点にも注目したい。 

個性ある講師陣を前面に

東進ハイスクール <Link
  東進ハイスクールは、一世を風靡した林修氏をはじめ、個性のある講師陣が特徴的な塾だけに、講師の顔を並べたサイトとなっている。  「夏期講習」などの旬な情報を前面に押し出している点が分かりやすい。  また、講師陣の写真がところどころに配置されているユニークなデザインは、講師を強みとした塾ならではの構造であろう。  そのほかの特集情報もバナーでまとめられており、一つ一つがインパクトの強い印象になっている。 

斬新なデザインと使いやすさ

明光義塾 <Link

 全国に2000以上の教室を持つ明光義塾は、コーポレートカラーをモチーフにし、白地に青、黄色系を散りばめたデザインで統一しており、全体的に爽やかな印象。

 メインビジュアルが本来設置されるはずの位置に、あえて資料請求や電話番号を置いたデザインは非常に斬新だ。

 このほか、主に受験対策を中心とした読み物コンテンツが揃い、学生の受験勉強を支援しており、サイト全体の充実度を引き上げている。  斬新さと受験生への優しさを持ち合わせたサイトと言えよう。  

 

《津田 武》

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