ET / IoT Technologyアワード、優秀賞4社を選定 | 東京IT新聞

ET / IoT Technologyアワード、優秀賞4社を選定

エンタープライズ 企業動向

組込みシステム技術協会(JASA)は、「ET/IoT Technologyアワード」を選定、16日に受賞社を発表した。本アワードは、組込み業界の発展と国内産業の競争力向上に寄与する、優れた組込み技術や製品、ソリューション、サービスを表彰するもの。

11月18日から3日間、パシフィコ横浜で開催する「Embedded Technology 2015」「IoT Technology 2015」の出展社を対象とし、応募40件からアワード審査会により、優秀賞4社、特別賞2社を選定した。「IoT Technology 2015」は今回が初の開催で、受賞も初めてとなる。受賞した技術・ソリューションは、各出展社ブースで展示紹介される。


Embedded Technology優秀賞
●NEC/工業製品、部品をタグ・シリアル加工なしに個体識別する「物体指紋認証技術」……大量生産品を表面に自然発生する微細な紋様(物体指紋)で個々に識別。寸評:製造時につく製品表面の微細な凹凸(物体指紋)を物体の個別識別に活用したアイデアを評価した。応用範囲が広いところも評価。入力装置にスマホ搭載のカメラが利用できることやクラウドを使うシステム環境が市場トレンドにマッチしている。

Embedded Technology優秀賞
●三菱電機エンジニアリング/出力1kW効率95%の6.78MHz高周波電源技術……世界トップレベルの「高効率・小型化」を可能とする高周波電源技術。寸評:家電製品からEV(電気自動車)といった幅広い分野でのワイヤレス給電に向けた電源技術。大出力と高周波を両立すると同時に、効率も高い。

IoT Technology優秀賞
●NEC通信システム/オンデマンド型無線ネットワーク……消費電力1/100以下で常時待受可能なオンデマンド型無線ネットワーク。寸評:IoTが普及期に向かう現在、システムの低消費電力化は課題。審査委員会では、「稼働していないノードはスリープ状態にあるので、ノードの存在が察知されづらい。セキュリティ面のメリットもあるのでは」との意見が出た。

IoT Technology優秀賞
●ラピスセミコンダクタ/土壌環境センサ……世界初! IoT土壌環境センサで地中のデジタル化を実現。寸評:異常気象が常態化しつつある現在、土壌環境センサは今後の市場ニーズにマッチするとともに社会的要請にも応えている。審査委員会では「実用化に対して優れた提案になっている」との意見が出た。

特別賞
●インテル株式会社/IoTベンチャーズ……初期投資ゼロ、屋内施設向けIoTソリューション・パッケージ。寸評:中堅中小企業に活躍の場を提供する取り組みであり、主催協会としてこの点を高く評価した。

特別賞
●国立大学法人筑波大学/高性能ストリームデータ圧縮技術……ストリームを高速にコンパクトに。未来のロスレス圧縮のカタチ。寸評:新規性が高い。大容量データを処理するニーズが高まる今後の市場トレンドにもマッチしている。産学連携による実用化を期待したい。

会期2日目の19日16時30分より展示会場内メインステージにて表彰式を行なう。
《東京IT新聞》

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