<モバイルデザイン>大手旅行代理店のスマホサイトはデザインが大幅変化 | 東京IT新聞

<モバイルデザイン>大手旅行代理店のスマホサイトはデザインが大幅変化

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今回(連載第111回)は旅行代理店のスマートフォン(スマホ)サイトをご紹介する。3年前の第58回(2012年9月11日号)でも取り上げたが、各社ともリニューアルされ、見せ方含めたデザインが大幅に変わっている。特に、パッケージツアーや特集など、トップページ上にバナーを並べるケースが増加。タップもしやすく、ある程度画像の大きさがあるため、ユーザにとって雰囲気をつかみやすい利点がある。

▼直感的に選択しやすく変化(H.I.S)

 H.I.Sは前回取り上げた時よりも全体的に薄い水色が増え、すっきりとした印象になった。ヘッダにはキャッチコピーなどがあったが、今回は多くを語らずロゴとプルダウンメニュー程度におさめている。

 大きく変わった点として、バナーを多く並べていたデザインから、「海外」、「国内」のタブ型メニューが大きく配置された。各ボタンもイラスト付きで大きなボタンで表示され、直感的に選択しやすい。

そのほか、国名にちなんだバナーが中ほどから並ぶが、これもその国の写真をモチーフとするなど、わかりやすさを助けている。詳細にまで工夫が見られるサイトだ。

▼より視覚的に分かりやすく(JTB)

 JTBはコーポレートカラーをキーとしたデザイン。メインビジュアルは特集などの旬な情報がスライドする仕組みで最新の情報をつかみやすい。

 なにより、その下に続く正方形のバナーに注目したい。JTBとして打ち出したいパッケージや旅行情報をずらっと並べているだけでなく、一つひとつのバナーに、旅行好きであれば気になるであろうキャッチコピーが散りばめられている。以前取り上げた時は、メインビジュアルが配置されるべき箇所に、文字によるメニューが並んでいたが、現在ではより視覚的に分かりやすくなっている。

▼押し出したい情報に強弱付ける(近ツー)

 近畿日本ツーリストは、以前取り上げた時にはなかったメインビジュアルが、その季節ごとの特集情報を分かりやすく紹介。宿泊やツアーなどのメニューが大きく表示され、誤操作対策がなされている。

 このサイトでも、画面幅の半分程度の大きさのバナーで特色あるパッケージ情報などを押し出している。下にスクロールするほど画像も小さくなり、文字での説明も加えられる。打ち出したい情報の強弱を感じさせる。

▼ユーザを惹きつける工夫随所に(日本旅行)

 日本旅行では、全体的に白、薄いグレーを基調としている。弱めの色を背景に選んだことで、ボタンなどに使われたカラーが際立つよう工夫されている。ファーストビューの約半分は宿泊やツアーのメニューボタンであり、そこに表示されるアイコンが視覚的でわかりやすい。

 また、それだけでなく国内と海外で色を分けている点にも注目。たったこれだけの工夫で、サイトをカラフルにさせるだけでなく、選択に迷いにくいことにもつながっている。さまざまなデザインによる特集情報バナーも画像とキャッチコピーで、ユーザを惹きつける工夫がなされている。
《津田 武》

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