<プロが教えるコーディング:第63回>マージツールにこだわりGitをより効率的に使おう | 東京IT新聞

<プロが教えるコーディング:第63回>マージツールにこだわりGitをより効率的に使おう

エンタープライズ ベンチャー/スタートアップ

CODING FACTORYです。2010年6月から月1回のペースでお届けしている「Coding Methodology」は、1985案件のHTMLコーディング案件を納品した中から生み出された、今すぐ役立つ実践的コーディングノウハウです。ちょっとした工夫や発想の転換など、コーディングの手法やスムーズに進めるコツを紹介します。

Web制作の現場において、バージョン管理ツールのGitはなくてはならない存在となっています。Gitを使用して複数人で制作を行ったり、1人で複数のブランチを切り替えて制作を行っている場合、競合が発生することがあります。

その場合、ソースコードをマージして競合を解決する必要があります。今回は、SourceTreeでGitを管理しているときに競合が発生した場合のマージツールを、SourceTreeの標準ツールから “WinMerge(ウィンマージ)” に変更する方法をご紹介します。

▼SourceTreeのマージツールをWinMergeに変更する

【手順1】「.gitconfig」ファイルを設定する

「.gitconfig」という設定ファイルにDiff用、Merge用の記述(ソースコード1-1)を追加します。.gitconfigファイルは「C:\Users\ユーザー名\.gitconfig」とユーザーディレクトリの直下に存在することが多いようです。

【手順2】SourceTreeの環境設定(オプション)を変更する

SourceTreeのメニューから「ツール」⇒「オプション」を選択します。図2のようなオプションのウインドウが出てくるので、「Diff」タブをクリックします。

「外部 Diff / マージ」という項目の“外部Diffツール”と“マージツール”をそれぞれ変更していきます。各セレクトメニューで“外部Diffツール”を「WinMerge」に、“マージツール”を「カスタム」にし(図2-赤枠)、Diffコマンドと引数にコマンドを入力します(図2-緑枠)。

 (※)入力コマンドについてはWinMergeの日本語版公式
 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/8165/winmerge.html
 に記載されていますので参照してください。

以上で設定は完了です。SourceTreeを再起動して、競合が起こったファイルを選択し、「外部のマージツールとして起動」コマンドをクリックします。その後、WinMergeが起動すれば設定は成功です。

▼競合を解決した後に、変更差分の ファイルを残さないようにする

競合をマージツールを使用し解決すると、.orgという拡張子のファイルが残ってしまいます(図3)。その都度、SourceTreeのコマンド削除することもできますが、.orgファイルが生成される度に削除していくと手間がかかってしまいます。

そのため、上記のコマンドをコマンドプロンプトやターミナルに入力します。
 ツールを使いやすくカスタマイズして、より効率の良い制作を心掛けましょう。

【執筆担当者】
丸山 智之(まるやま・ともゆき)
コーディングファクトリー
コーディングチーム
コーダー
《株式会社モノサス》

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