建物全体を映像空間に ベンチャー技術大賞 | 東京IT新聞

建物全体を映像空間に ベンチャー技術大賞

ソリューション ものづくり

 東京都が主催する「東京都ベンチャー技術大賞」の2015年受賞企業が決定した。アシュラスコープインスタレーションのプロジェクトマッピング技術「MEDIARIUM」が大賞を受賞している。

 東京都ベンチャー技術大賞は、都内の中小・ベンチャー企業が開発、もしくは事業化した優れた技術や製品を表彰する取り組み。商品化されてから5年以内の技術や製品が対象で、大賞には300万円、優秀賞には150万円、奨励賞には100万円が贈られる。

 16回目の開催となる今年は、アシュラスコープインスタレーションの提供しているプロジェクトマッピング技術が大賞を受賞。単に映像を映し出すだけではなく、建築物の形状そのものや描かれているグラフィックなどと映像を組み合わせ、空間全体を使って体感するプロジェクトマッピングを提供している。

 通常映像投影は1つのプロジェクターで行うが、MEDIARIUMでは複数のプロジェクターから映像を投影することで、柱の陰になる部分などの死角をカバー。正面以外から見ても自然に見えるようになっている。また、単焦点プロジェクターを使うことで、狭い空間への映像投影も可能とした。こうした技術の活用しながら、突然動き出すコンテンツやだまし絵技術による立体感のある映像展開などで、空間全体を演出している。

 このほか、メトロールのエアマイクロスイッチ「DPA-A2」と、FSテクニカルの石張外壁改修工法「FSコラム工法」が優秀賞を受賞。奨励賞には白山工業の「計測地震防災システム「VissQ」、太洋塗装のはがせる水性塗料「マスキングカラー」、クリュートメディカルシステムズの「ヘッドマウント型視野計」が選出された。また、特別賞としてバンプレコーダーのスマートフォン道路段差計測システム「BumpRecorder」、五藤光学研究所の光学式プラネタリウム「CHIRON III」が選ばれている。

建物全体を映像空間にする技術など、東京都ベンチャー技術大賞

《こばやしあきら/H14》

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