カシオの電子楽器の歴史に触れる 12月26日まで開催 | 東京IT新聞

カシオの電子楽器の歴史に触れる 12月26日まで開催

ソリューション ものづくり

カシオ計算機は12月7日から、過去に販売した電子楽器を集めた特別展示を樫尾俊雄発明記念館 (東京・世田谷)で実施する。これは同社が楽器事業を手がけて35周年となることを記念するもので、12月26日まで開催される。

展示品は、歴代の電子楽器から「音色の追求による表現力の高い楽器」、「独創的な商品企画による楽しい楽器」という2つのテーマでセレクト。同社初の楽器として1980年に発売された『カシオトーン201』から最新の電子ピアノ『グランドハイブリッド』シリーズまで、35年の歴史を網羅する内容だ。

累計販売台数100万台超という大ヒットとなった『SK-1』、ギター型電子楽器『DG-10』など、エポックメイキングな製品が集結。冨田勲氏のアドバイスを受けて開発された『コスモシンセサイザー』も置かれている。さらに展示品はすべて、手で触れることができるというのも魅力だ。

同社楽器事業部の安藤仁事業部長は、電卓、時計に続く3番目のコンシューマー向け商品として楽器事業に参入したことを説明。当時の樫尾俊雄会長の「すべての人に、音楽を奏でる喜びを提供したい」という思いから、デジタル技術を駆使した本格的な、しかし教育現場でも使える親しみやすさを備えた楽器を開発。それがカシオトーン201だったという。「楽器を身近に楽しんでもらえるものを目指すというのは、今日の楽器の志の原点です」と安藤事業部長は語る。

実際に、展示はプロミュージシャン向けから子供向けまで、幅広い層を対象にして商品を投入してきたことが理解できるものとなっている。なお樫尾俊雄発明記念館 は基本的に平日のみの開館。入館料は無料だが、事前にwebサイトからの予約が必要となる。
《古庄速人》

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