話にメリハリをつける…音量を上げずに音サインを聞かせるには | 東京IT新聞

話にメリハリをつける…音量を上げずに音サインを聞かせるには

ソリューション クラウド

NTTは、3日より東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客ターミナルで始まった情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験に、音声処理技術による音サインの明瞭化技術を提供し、検証する。

視覚障がい者の移動を支援するため、空港や駅などの施設では、視覚以外の感覚にうったえる情報提供システムが提供されている。代表例は、トイレやエスカレーターなどに音声で案内する装置「音サイン」だ。しかしNTTによると、場所の制約や周囲の騒音などの問題で、現状では必ずしも十分に整備されていない。

騒音環境の中でも音サインが聞こえるように音量を上げると、音サイン自体が騒音源になってしまう。NTTの提案する「インテリジェント音サイン」は、周囲に雑音があっても聞き取りやすい音声で案内するとともに、音サインの音声自体が周囲に対しての騒音とならないよう環境に配慮されたシステムだ。

NTTの音声明瞭化技術は、周囲の騒音を常に観測し、発話内容を保ちながら、騒音の特性に応じて声の音色を変化させる。発話音声の特徴的な部分を強調し、不要な部分を弱めるので、発話音量は上がらないため、音サイン自体が騒音になる可能性は抑えられる。

実験では、スマホにインストールしたアプリ経由で音声を調整しており、実用化にあたって大規模な投資や工事は必要なさそうだ。
《東京IT新聞》

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