Ruby biz グランプリ発表!!…トレジャーデータとユビレジ | 東京IT新聞

Ruby biz グランプリ発表!!…トレジャーデータとユビレジ

エンタープライズ 企業動向

Ruby biz グランプリ実行委員会(事務局:島根県商工労働部 産業振興課)は、『Ruby biz Grand prix 2015』の大賞を決定、17日に東京の帝国ホテルで発表、表彰式を開催した。大賞はトレジャーデータの「Treasure Data Service」とユビレジの「ユビレジ」に贈られた。

Ruby biz Grand prix 2015は、Rubyを活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、イノベーションを起こしたサービスや商品を表彰するグランプリだ。表彰式であいさつに登壇した島根県の溝口善兵衛知事は「本グランプリを通して、Rubyがもたらす革新的な事業を国内外に広く発信し、IT産業全体の振興に貢献したい」と説明する。

Rubyは、島根県松江市在住のまつもとゆきひろ氏(本グランプリ審査委員長)が1993年に開発したプログラミング言語。開発思想には「新しいものをつくりたい」「世の中を便利にしたい」「思いをわかりやすく伝えたい」というモチベーションが込められている。

島根県は、産業振興の柱のひとつに「ソフト系IT産業の振興」を掲げ、「Ruby」を軸にソフト系産業の振興を図り、ソフト系IT産業で従事する人材の育成や、ソフト系IT企業のビジネス拡大に対して、積極的な施策を行なっている。

受賞事業について溝口知事は「新規性、独創性、将来性にすぐれた事業が表彰された。受賞された事業だけでなく、グランプリに参加した事業は多様な内容で、Rubyを利用したビジネスの可能性に期待できる」と講評した。

審査委員長のまつもと氏は、さまざまな事業が参加して、審査基準の統一に苦労した、という。「トレジャーデータは、オープンソースを活用し、ビッグデータの入り口を提供したことが評価された。ユビレジは、Ruby、クラウド、iPadを用いて、ネットワークベースで低価格のサービスを提供しているのがユニーク。受賞しなかった23の事業も、けっして劣っているというわけではない。ごめんなさい」とコメント。

●大賞:トレジャーデータ株式会社
サービス名:Treasure Data Service
クラウド型のデータマネジメントサービス。データ分析をクラウドで、シンプルに。
●大賞:株式会社ユビレジ
サービス名:「ユビレジ」
iPadを活用したSaaS型POSシステム。即日導入可能。

●特別賞:HipByte
サービス名:RubyMotion
ネイティブモバイルアプリ開発を加速。
●特別賞:GMOペパボ株式会社
サービス名:minne(ミンネ)
PCやスマホからハンドメイド作品を販売・購入できる国内最大級のマーケット。
●特別賞:マネーフォワード
サービス名:マネーフォワード
自動家計簿・資産管理サービス。

●エンタープライズ パイオニア賞:ベニックリューション株式会社
川崎重工業グループ向けに期間業務・エンジニアリングシステムを構築
●エンタープライズ パイオニア賞:株式会社テクノプロジェクト
ベトナムにおける医療情報ネットワーク「Mame-Net」の構築
※エンタープライズ パイオニア賞:あらたな産業分野に挑戦している事業

トレジャーデータのファウンダーでチーフソフトウェアアーキテクトの古橋貞之氏は「Rubyの柔軟性、カスタマイズ性が便利。使っていて楽しいということを実感」、ユビレジの木戸啓太代表取締役社長は「地域の商店街の方々に支えられた賞だと思う。Rubyの柔軟性は開発スピードの向上に貢献している」と、それぞれコメントした。
《東京IT新聞》

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