J:COM電力、申し込み受付をスタート…最大10%割引 | 東京IT新聞

J:COM電力、申し込み受付をスタート…最大10%割引

コンシューマー サービス

株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は6日より、2016年4月に提供を開始する低圧電力小売りサービス「J:COM電力 家庭用コース」の先行申し込み受付をスタートする。

2012年には大規模マンション向け高圧一括受電サービスを開始し、全国で約7万4000世帯の契約実績がる。2016年4月からこれに加えて低圧電力小売事業も開始することで、全国15都道府県のサービスエリア内約1955万世帯を対象にJ:COMの電力サービスを展開する。

2016年4月に提供開始する「J:COM電力 家庭用コース」は、J:COMサービスエリア内の一戸建ておよび集合住宅各戸が対象だ。ケーブル多チャンネル放送、高速インターネット、固定電話を含むJ:COMサービス(長期契約プラン。一戸建て2年、集合住宅1年など)と組み合わせることで、地域電力会社に比べて電力量料金(従量部分)を割り引いて提供する。

割引率は、地域電力会社の従量電灯メニューの第3段階料金部分(300kWhを超過する分)が10%、第2段階料金部分(120kWhをこえ300kWhまで)が1%、第1段階料金部分(最初の120kWhまで)が0.5%。地域電力会社の料金に対し、最大で10%割引となる。例えば関東の一戸建てで月間電気使用量が485kWh、年間電気使用量が5820kWhの家庭が「J:COM電力 家庭用コース」にご加入した場合、東京電力の電力料金(月額約1万2600円)に比べ、年間で約6800円得になるという。

6日の記者説明会に出席したJ:COM執行役員でケーブルTV事業部門の堀田和志副部門長によると、「J:COMの既存顧客はファミリーが多く、電力をたくさん使うと特になる料金設定にした」という。またJ:COMケーブルTV事業部門ケーブルTV事業統括本部の高橋邦昌本部長によると、「J:COMの既存顧客はケーブルTV、ネットなどのセット契約が多く、電力もセット契約を想定している。電力のみの契約も可能だが、地域電力会社に対する優位性はない」そうだ。

堀田執行役員は「数年で100万世帯」を中期目標としてあげる。公表できる具体的な数字はないが、これは2015年9月末の既存顧客の20%にあたる数字だ。

J:COMは「J:COM Everywhere」構想のもと、放送・通信サービスを核にして、地域の住人の生活に役立つ様々なサービスを“ワンストップ”で提供することを目指す。堀田執行役員兼副部門長は「電力だけで勝負しようとは思わないし、電力だけでの収益性を優先してもいない」と語る。J:COMは放送・通信に加えライフラインである「電力」を提供することで、暮らしを支える地域密着のサービスを展開していくとする。

「J:COM電力 家庭用コース」は専用ダイヤルおよびウェブサイトから申し込みできる。1月14日からは地域の営業スタッフやジェイコムショップでの受付も開始する予定だ。
《東京IT新聞》

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