テスラ、自動運転機能を実用化 日本国内で初めて | 東京IT新聞

テスラ、自動運転機能を実用化 日本国内で初めて

ソリューション ロボット

テスラモーターズ(本社:米国カリフォルニア州)は15日、同社が販売する電気自動車4ドアセダン『テスラ モデルS』に、日本国内で自動運転を段階的に実現するソフトウエアの提供を開始した。いずれも日本で初めて国土交通省の承認を受けて、公道での利用が可能となる。

今回提供されるのは、主に高速道路と自動車専用道路で自動運転が可能な「オートパイロット」、ウインカーを出せば自動的に車線を変更する「オートレーンチェンジ」、縦列と直角の駐車が可能な「オートパーク」の3つの機能だ。

『テスラ モデルS』にはすでにセンサーやレーダーが搭載されていて、インターネット経由でソフトウェアをダウンロードし、機能可能にする。『テスラ モデルS』にには、前後に6つずつ、合計12個の超音波センサー、前方に車間距離などを計測するレーダー、フロントガラス上部に配置されたカメラ、合計3つを搭載している。これらによって、クルマの周囲を計測して、自動運転を行なう。

テスラの自動運転は、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の自動運転基準の「Level 2」に該当する。テスラでは自動運転について、「テスラの自動運転機能は、安全性をさらに向上し、ドライバーがより自信を持って運転できるよう、また、高速道路などの長距離運転を快適にするためのものだ。自動運転が有効になっていてもドライバーはクルマを完全に制御することができ、その責任はドライバーが負う」とする。

●オートパイロット

運転席から見えるメーターパネルには車線が表示される。車線または前方の車両、またはその両方を認識すると、レバーを2回押すことで、自動運転モードに変わる。車間距離や速度を指定すると、それに合わせて自動運転を行なう。自動運転中もハンドルには手を置くことが前提だが、ステアリングマークが表示されるとステアリングから手を離しても走行する。ブレーキを踏んだり、ステアリングを少し左右のどちらかに切ったりすると、オートパイロット機能は解除される。

●オートレーンチェンジ

オートパイロットの実行時に、ウインカーを出すと、自動車の周囲360度の状況をセンサーで確認、自動的に車線を変更する。オートレーンチェンジ機能は、米国ではステアリングに触れずに車線変更できるが、日本を含むその他の国では現地の規制に合わせてハンドルを握っている必要がある。隣の車線が混雑している場合など、自動でレーンチェンジができなかった際には、ウインカーを戻せば、オートレーンチェンジ機能が解除される。隣の車線へ移動する機能で、高速道路のパーキングエリアや出口などで斜めに進む移動には使えない。

●オートパーク

停止している自動車と自動車の間に、駐車可能なスペースを見つけ、可能だと判断すると、メーターパネルに「P」と表示される。ディスプレイ上に表示される「START」ボタンをタップすると、自動的に駐車を開始する。
《東京IT新聞》

編集部のおすすめ

特集

ソリューション アクセスランキング

  1. 世界が注目!日本の技術&アイデアで「宇宙のゴミ」を網で大気圏へ落とす

    世界が注目!日本の技術&アイデアで「宇宙のゴミ」を網で大気圏へ落とす

  2. 電気がいらない自動ドア…エコプロダクツに展示

    電気がいらない自動ドア…エコプロダクツに展示

  3. 米オキュラスが10億人の3D仮想空間構想 課題は心理的な壁

    米オキュラスが10億人の3D仮想空間構想 課題は心理的な壁

  4. 人工知能アプリ「SELF」と会話する生活

  5. 「人の仕事は必ず減る!」人工知能(AI)との向き合い方を小川和也氏が直言

アクセスランキングをもっと見る

page top