Kii、IoT事業拡大へ…シスコシステムズが出資 | 東京IT新聞

Kii、IoT事業拡大へ…シスコシステムズが出資

エンタープライズ 企業動向

Kii株式会社は、モノのインターネット(IoT)事業拡大のため、世界最大規模のコンピュータネットワーク機器開発会社シスコシステムズ社(本社:米カリフォルニア州)より出資を受け入れた。Kiiが21日に発表した。

Kiiは、IoTやモバイルアプリケーションに最適化されたバックエンドプラットフォームを提供する企業だ。1つのプラットフォームで構築、試験、実提供、管理、最適化ができ、顧客は製品やサービスを迅速に市場投入できる。

Kiiは今回、IoT事業の拡大を図っている世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社シスコの投資部門、Cisco Investmentsを通じて出資を受け入れた。加えて、シスコとKiiは、IoTソリューションとKiiのプラットフォームを市場に浸透させるため、ソリューション連携で協業する。今後シスコとKiiはぞれぞれのプラットフォームを組み合わせ、様々な業種の企業向けモビリティソリューションの提供や、IoT事業を拡大していく。

シスコシステムズ合同会社代表執行役員社長の鈴木みゆき氏は「注目を浴びるような、モバイルとIoTのソリューションを作り上げるには多面的な努力が必要で、バックエンドプラットフォームは鍵となる要素の一つです。我々は、今回のKiiとの連携により、IoTの先進ソリューションを日本でいち早く展開し、世界市場に還元していくことを望んでいます」と述べる。

Kiiが提供するKii Cloudは、IoT機器で必要となるサーバ側の仕組みを、クラウドで提供するサービスだ。サーバ側の開発がほとんど無くなり、サーバ構築や運用が不要となるので、期間や費用、初期投資のリスクを大幅に削減できる。クラウド側で認証、ユーザ管理、モノ管理、データ管理、分析など様々な機能が揃っている。

Kii Cloudの特徴として、日本以外にも、中国、南アジア、北米、南米、ヨーロッパへサーバを展開している点が挙げられる。中国国内にクラウドサーバを持つことによって、グレートファイアウォールの影響を受けずに活用することができ、その結果、中国国内でのサービス提供を実現できる。
《東京IT新聞》

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