爆買いラインナップに変化?! 中国人旅行者が「買った」リスト | 東京IT新聞

爆買いラインナップに変化?! 中国人旅行者が「買った」リスト

エンタープライズ 市場動向

株式会社トレンドExpressのレポートサービス「図解中国トレンドExpress」は、2015年10~12月に日本を訪れた中国人のクチコミから、「買った」商品を集計、ランキング形式で1月21日に発表した。

SNSで「日本で○○を買った」と言及している投稿からランキングを集計した。対象SNSは新浪微博、Wechatパブリックアカウント部分、BBS、BLOG。集計期間は2015年9月30日~12月29日。

●爆買いの最新トレンド

ランキング1位は、前回の夏のランキング(2015年7月~9月)に引き続き、「雪肌精」だった。訪日中国人の間で知名度が高く、安定して人気がある。また、かつて訪日中国人の定番お土産として“四宝”と呼ばれた温水洗浄便座、炊飯器、魔法瓶、セラミック包丁のうち、「魔法瓶」が2位に、「炊飯器」が9位に入った。前回の30位から順位を大きく上げた。

炊飯器以外にも順位を大きく上げた商品が多く、「贅沢ジュレのシートマスク」が3位に初登場、8位の「アイリスCL-Iネオ(目薬)」は前回18位から、17位の「G-shock」は79位から上昇した。一方で、爽快感のある「サンテFX(目薬)」(前回2位)や、「熱さまシート」(同7位)、「ANESSA SPF50+」(同10位)といった夏向きの商品が順位を落とした。

夏のランキングでは、日焼け止めといった夏向けの商品が売れていたが、秋冬シーズンでは、ダイエット系健康食品/サプリメントの人気が拡大し、4位、6位、7位と上位にランクインした。トレンドExpressは「日本同様、中国でも“食欲の秋”と言われており、秋はダイエットにも注目が集まる季節だ。日本の健康食品/サプリメントは、副作用がなく安心して使えることが人気の理由」と説明する。初登場の「贅沢ジュレマスク」についてトレンドExpressは「秋冬の保湿対策として注目を集めた。店舗、EC合わせても品切れにならない強みが順位を押し上げたようだ」と分析。

●人気商品にトレンドの変化

相変わらず目薬の人気は根強く、30位までに4商品が入った。「中国では基本的に眼科で処方してもらう必要のある目薬を日本で購入するのは定番となっているようだ」(トレンドExpress)。今回は防腐剤フリーの小分けタイプ「アイリスCL-Iネオ」が最上位となった。トレンドExpressによると口コミには、「使い切り目薬っていうのは目からうろこだ」「使い切りなので清潔、目薬これまで一本使い切ったことなかった」「防腐剤が入ってないから早く使おうと思うし、素晴らしい発想」との声があった。

●人気家電の4原則

「炊飯器」が訪日中国人の定番のお土産である事実から、トレンドExpressは人気家電の4原則として、(1)日本から持って帰ることができる、(2)日本で買った方が、圧倒的に性能がよい、(3)一度買えば長く使える、(4)家庭の生活必需品、を指摘する。

4原則を満たす炊飯器は、中国人にとってもほぼ毎日使用する家電だ。日本製の炊飯器は、毎日食べているご飯をおいしく炊くことができ、保温できるというメリットに加え、一度購入すれば長く使うことができ、あまり動かすことがないので、変圧器につなぐのも面倒ではない。また操作が簡単で、ご飯を炊く操作に限れば日本語が分からなくても使える。

さらにトレンドExpressは、炊飯器が順位を上げた要因として、「中国メディアが、『日本で買われるもの、買うべきもの』として紹介したため、再び注目を集めたようだ」と観察している。

●中国出店で知名度上昇

10位以下でトレンドExpressが注目したのが「G-Shock」だ。6月に世界最大となる専門店が上海にオープンし、有名アスリートやタレントが使っているとメディアで紹介されたという。「中国の消費者はメディアで取り上げられると購入意欲が高まる。国慶節の連休中には、お呼ばれされた際の手土産として注目を集めた」。
《東京IT新聞》

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