ソニーのAR技術でアプリを作成する「SmartAR SDK」発売  モバイル | 東京IT新聞

ソニーのAR技術でアプリを作成する「SmartAR SDK」発売  モバイル

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ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、ソニーの統合型拡張現実感技術「SmartAR」(AR=拡張現実感)を使い、パソコンやスマートフォン向けにアプリケーションを作成するためのソフトウェア開発キット「SmartAR SDK」を、28日に発売した。

従来、SmartARはソニーグループを中心とした企業に提供されてきたが、今後はより多くの開発者が、ARアプリを開発できる。サイバネットシステムを通じて販売される。

SmartARの特長は、(1)マーカーレスAR、(2)高速追従性、(3)3D空間認識、の3点だ。

SmartARは、従来のAR技術で必要とされた特定のパターン画像(マーカー)が、物体認識技術により不要になった“マーカーレスAR”だ。マーカーではない、指定した画像の認識をトリガーとして仮想画像の合成を行なう。またSmartARは認識した画像の動きにピッタリと追従し、画像のずれによる違和感を低減した。処理能力の限られるスマートフォンをはじめとしたモバイル環境でも、高速追従性がある。さらに、カメラが捉えている空間の3次元構造を認識することで、認識した画像に物体が張り付くだけのARではなく、空間全体を利用したARを実現した。

SmartAR SDKの対応プラットフォームはiOS、Android、Unity、Windows。販売希望価格(税別)はStandard版が10万円/アプリ、Enterprise版が100万円/年などとなっている。

ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、端末の処理能力の向上・通信速度の高速化などにより、ARを楽しむための環境が整ってきたことから、スマートフォンを用いたAR市場は今後成長していくと見込む。




《東京IT新聞》

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