中国人客の“爆”に備える…情報提供ツール インバウンド | 東京IT新聞

中国人客の“爆”に備える…情報提供ツール インバウンド

エンタープライズ 市場動向

 中華圏の旧正月にあたる春節のシーズンがいよいよ8日から始まる。これに先立ち、北海道空港、成田国際空港、東京国際空港ターミナル、中部国際空港、新関西国際空港、福岡空港ビルディングからなる空港CS連絡会は、中華圏からのインバウンド旅客向けの情報提供ツールを配布する。

 同ツールは日本の習慣や保安検査について、中華圏からのインバウンド旅客に情報発信しようというもの。たとえば保安検査に関する情報としては、「荷物の機内持ち込み制限」「保安検査前に上着を脱ぐ」「保安検査前に水筒の中身を捨てる」といった内容だ。

 これらをイラストを使いわかりやすく印刷したポケットティッシュとチラシを、出国保安検査時に利用できる液体物機内持ち込み用プラスチック袋と一緒に配布する。また、ティッシュには2次元バーコードも印刷し、これを携帯電話で読み取ることで、画像をダウンロードできる仕組みだ。

 言語表示は中国語と英語の2言語併記で、配布期間は5日から。関西国際空港では配布日時は5~9日の各日10:30~18:30。配布場所は第1ターミナルビル1階南北国際線到着ロビーで、中国語対応が可能なスタッフを含む3名が配布にあたる。

 また、兵庫県の「六甲山スノーパーク」は、スキーなどのスノーレジャーを楽しむ外国人客が年々増加。人数を把握できる団体客に絞ったデータによると、年間来園人数が2013年度の約8300人から14年度は1万6750人へと急増している。

 今冬シーズンについては、シーズンオープンの昨年12月5日から今年の1月31日までの約2カ月間に約4800人の外国人客が来園した。さらに春節シーズンの2月6~14日の9日間、1月31日現在の団体予約人数は約4500人と、今シーズンの約2カ月間の人数に迫る勢いだ。

 同パークでは、すでにゲレンデ面積を2倍に拡大したほか、英語・韓国語・中国語の3カ国語に対応したiPadの翻訳サービスを導入。海外の旅行会社へのセールスも強化してきたが、今シーズンは新たに訪日外国人客向けのスキースクールを開講。また、イスラム教徒向けに礼拝所を新設した。

 今年の春節シーズンは、インバウンド関連でどのような話題が巻き起こるか気になる。
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8日から春節シーズン! 中国人客の“爆”に備える空港とゲレンデ

《加藤/H14》

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