“行先階を予約”して効率化…エレベーター管理システム | 東京IT新聞

“行先階を予約”して効率化…エレベーター管理システム

エンタープライズ 企業動向

 日立製作所と日立ビルシステムは8日、エレベーターの利用者が乗車前に行先階を登録することで、効率的な運転制御を行うエレベーターシステム「FIBEE」(エフアイビー)の販売を開始した。

 「FIBEE」は、同じ階に行く利用者を同じエレベーターへ案内することにより、停止階の重複を軽減できるシステムだ。利用者がエレベーターの乗車前に、乗り場に設置された登録装置で行先階を登録することにより、最適なエレベーターを割り当てる。あらかじめ登録予約しているため、エレベーター内で行先階ボタンを押す必要もなくなる。さらに、セキュリティゲートなどを行先階登録装置として使用できるため、行先階を事前登録しておけば、セキュリティゲート通過後、エレベーターに移動し乗り込むだけといった使い方もできる。

 「15階床・定員24人・6台併設」という条件で、従来の群管理制御システムと比較した場合、出勤時間帯のエレベーター待ち時間を約30%低減できたという。

 日立と日立ビルシステムは2015年7月、“人間の無意識の行動や欲求に先回りしたデザインと技術を融合する”という新コンセプト「HUMAN FRIENDLY」を策定しており、本システムはその具現化になる。

“行先階を予約”して効率化、日立の新エレベーター管理システム

《冨岡晶》

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