若年層のビジュアルコミュニケーション…動画・写真・男女 | 東京IT新聞

若年層のビジュアルコミュニケーション…動画・写真・男女

エンタープライズ 市場動向

NTTアドが9日に発表した調査結果によると、若年層において、写真や動画を閲覧・投稿する「ビジュアルコミュニケーション」は、男性よりも女性の方が積極的であり、「リア充」をアピールしながらも、自慢に思われないよう気を使いつつ投稿していることがわかった。

10代から20代の若年層を中心に、写真や動画による「ビジュアルコミュニケーション」が活発化しつつあるようだ。例えば20代女性の間では、日常生活で必要な情報は『Instagram』の画像検索を通じて入手するという声が多く聞かれたり、10代男女の間では、スマートフォンでショートムービーを撮影・編集・投稿できるアプリ、『MixChannel』が人気になっているようだ。

NTTアドは、若年層における「ビジュアルコミュニケーション」の実態を探るため、全国16歳から25歳男女を対象に、スマートフォンによるインターネット調査を実施した。その結果、男性よりも女性の方が「ビジュアルコミュニケーション」に積極的であることが分かった。

調査結果概要は以下の通り。なお調査結果に基づき、写真も動画も投稿するユーザーを、「男性ムービー利用派」「女性ムービー利用派」、写真は投稿するが動画の投稿はしないユーザーを「男性フォト限定派」「女性フォト限定派」とカテゴライズした。

■「ビジュアルコミュニケーション」に関連したアプリの利用率……「女性ムービー利用派」は、『Instagram』『aillis』『MixChannel』の利用率が高く、写真の編集・加工や短い動画の閲覧・投稿に積極的で、幅広く「ビジュアルコミュニケーション」を楽しんでいる。

■写真・動画の投稿方法……「男性ムービー利用派」は仲間内への投稿において、「女性ムービー利用派」は不特定多数の人への投稿において、作品のクオリティにこだわる傾向が見られる。

■写真・動画の投稿内容……「男性ムービー利用派」は、自分自身の姿や特技をアピールし、「女性ムービー派」は、仲間との親密性をアピールする傾向が強い。

■不特定多数の人への写真・動画の投稿により獲得したい印象……「女性ムービー利用派」は、ファッション感度が高いと思われたく、「男性フォト限定派」は、明るいキャラクターに思われたい。

■写真・動画を投稿したいと思わない理由……「女性ムービー利用派」は、不特定多数への投稿の際、写真のクオリティ次第で投稿の有無を判断したり、自慢に思われないよう工夫するなど、「リア充」をアピールしながらも様々なことに気を使っている。一方、「男性ムービー利用派」は、仲間内への投稿の際、全ての人に伝わる内容かなど、様々なことに配慮している。

今回の調査で、「ビジュアルコミュニケーション」の牽引役は「女性ムービー利用派」であることが分かった。特徴として、投稿する写真や動画に、仲間との親密性をアピールする内容が多い点が挙げられ、「リア充」をアピールするだけではなく、閲覧者への様々な配慮もみられた。NTTアドでは「今後、彼女たちのように、恋人や仲間といった写真・動画の“ネタ”が豊富で、『ネット上の空気が読める』人たちが若者の『リア充』像となっていくと考えられます」と分析している。
《東京IT新聞》

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