中学生がシステムエンジニアの仕事を学ぶ…教材 | 東京IT新聞

中学生がシステムエンジニアの仕事を学ぶ…教材

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野村総合研究所(NRI)は、中学校の社会科授業向けのNRIオリジナル教材「便利を支える情報システムの秘密」を、17日より全国の中学校に対して、無償での貸し出しを開始した。

教材はスーパーマーケットを題材にしており、教員は音声付進行用スライドをパソコンで投影しながら、カードを用いて授業を進める。日常では目に見えない情報システムが、どのように社会を支えて人々の生活を便利にしているのか、またシステムエンジニアの職業観はどういったものなのかを、中学1~2年生が学ぶ。

2012年の開発以降、NRIグループ社員による出前授業として、首都圏を中心にのべ約30校で実施してきた。生徒や教員からの評価が高く、さらに経済産業省の「第4回キャリア教育アワード」奨励賞を2013年に受賞し、実施要請が増えてきたため、教材として全国の学校を対象に広く貸し出すことにした。

本教材の特長は、近年注目されているアクティブ・ラーニングを採用した体験型の学習であること。生徒がスーパーマーケットの店長になり、売上が伸び悩む売り場にどんな新商品を置くべきかをゲーム形式で考えていく。議論しながら、さまざまな情報の選択・考察・分析に挑戦する過程を通じて、膨大な情報が情報システムによって「自動処理」され、わかりやすく「見える化」されるプロセスを学びながら、情報システムの重要性を実感する。

今後NRIでは、小学校の学習指導要領に合わせた小学5~6年向けの学習教材についても、2016年秋ごろまでに貸し出しを開始する予定だ。

プログラム「便利を支える情報システムの秘密」
●対象者:中学1~2年生
●時間
本編学習:100分(50分×2時限)
事後学習:50分(オプション)
●人数:1クラス(20~40人程度)

●プログラムの流れ
(1)導入
「一日店長」の任命
スーパーマーケットって?
(2)展開
売り場クイズ(一日店長の役割を確認)
グループワーク 1
「お菓子売り場の店員からの相談」
~お客様アンケートから、売り場に置くお菓子を考える
グループワーク 2
~情報を使って課題を解決する
発表 ~いちばん売れるお菓子はどれ?
情報システムの仕組みについて解説
(3)まとめ
システムエンジニアのお仕事って?
NRI社員からのビデオメッセージ
《東京IT新聞》

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