「グローバルクラウドIoTテストベッド」の運用開始 | 東京IT新聞

「グローバルクラウドIoTテストベッド」の運用開始

コンシューマー 産業のIT化

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は18日、IoT活用・IoTサービスの信頼性・安全性・経済性・効率性を高めるための技術検証環境「グローバルクラウドIoTテストベッド」の運用を開始した。

IoTテストベッドには、IoTに関連する技術・製品を保有する国内外のハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダー、システムインテグレーターなどがアライアンスを組み参加する。

アライアンスに参加する11社にはNTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」とグローバルVPN「Arcstar Universal One」を参加期間中無償提供し、それらと各社の最新の技術・製品・サービスを組み合わせて実装に取り組む。これにより、相互接続性、動作安定性、処理性能、データ解析精度、運用性などを評価検証し、より使いやすく安心・安全なIoTサービスの実現に向けた技術開発、サービス開発を加速させる。

IoTテストベッドに参加する企業は、以下のテーマの技術検証を順次実施していく。
[1]プロトコル変換ゲートウェイを用いたLANとWANの接続テスト
[2]多拠点大量データの伝送およびリアルタイム処理性能テスト
[3]エッジコンピューティング技術の実装テスト
[4]IoTサービスの開発運用業務効率化に向けた

IoTテストベッドを活用した一連の取り組みを通じて得られる成果は、NTT Comのサービス開発・改良に役立てるだけでなく、各業種業界の企業・団体で共有する。テストベッドへの参加企業・団体は随時募集し、アライアンスを国内外に拡大していくという。2016年4月以降にIoTテストベッドをグローバルVPN回線でつなぎ、海外拠点との接続も提供する予定だ。

●背景

IoTの活用には、世界中に散らばる膨大なデータを確実に収集し、効率よく解析することが必要だ。

そのためには、ネットワークにつながる各種デバイス、データをやり取りする通信機器、データを運ぶネットワークとクラウド基盤、データを蓄積するデータベース、情報分析などを行うアプリケーションソフトウェアのそれぞれに、より高度な先進技術を搭載していくことが求めらる。

また、ネットワークにつなげて監視・制御するカメラ、ロボット、車や各種制御システムなどの悪用・暴走・データ漏洩などを防ぐため、強固な認証/暗号化方式、サイバーセキュリティ対策、異常予兆検知といった安全対策技術の開発・実用化も必要だ。

IoTテストベッドでは、そうした技術の開発・導入を推進するため、NTT研究所の先端技術や、国内外のベンダーが開発する新技術・新製品をNTT Comのネットワークやクラウドと組み合わせて実際に動作させる。新技術・新製品の実用性や性能などを評価検証して、技術の改良や実装方法の改善、オペレーション手法の開発などを、各社と共同で推進していく。
《東京IT新聞》

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