訪日外国人を集客する3つのポイント ウェブマーケティング | 東京IT新聞

訪日外国人を集客する3つのポイント ウェブマーケティング

エンタープライズ 市場動向

 2月16日から19日まで東京ビッグサイトで開催されているHCJ2016。ホテル・旅館・観光・各種施設の「国際ホテル・レストラン・ショー(HOTERES JAPAN)」、 給食・中食・弁当の「フード・ケータリングショー(CATEREX JAPAN)」、 厨房・フードサービスの「厨房設備機器展(JAPAN FOOD SERVICE EQUIPMENT SHOW)」が同時に開催され、各業界の関係者が商談に訪れている。

 HCJ2016では、インバウンドなどをテーマとした多数のセミナーを実施。会場に設置されたセミナーブースでは、聴衆が講師の話に熱心に耳を傾けた。

■「訪日外国人を自社で集客する3つのポイント」
 17日、展示会場から離れた会議棟では日本旅館協会主催のITセミナー「~観光立国実現に向けたITの最新情報と訪日外国人の集客ポイント」が開催され、多くの宿泊業関係者が詰めかけた。同セミナーの後半、株式会社コレリィアンドアトラクトの松本慶大代表取締役が「訪日外国人(FIT)を自社で集客する3つのポイント」と題した講演を行った。

 ホテル・旅館の経営者を対象としたウェブマーケティング実践術の著書を持つ松本氏。講演では「ウェブサイトの多言語化」「SNSを活用した情報発信」「外国人ニーズに応える改善活動」を訪日外国人を集客するポイントとして挙げ、最新のIT技術を活用した方法論について詳しく語った。

■「ウェブサイトの多言語化」と「SNS活用」
 「ウェブサイトの多言語化」について、日本観光を予定している外国人の安心感に直結すると松本氏は指摘。現代は「ウェブサイトを見て、良し悪しを判断される」時代であると、多言語対応の重要性を解説した。

 さらに、外国人観光客への情報発信の重要性を語るなか、SNSの有効活用を松本氏は促す。「富裕層でもSNSで情報を入手している」とSNSの“拡散力”について語ったほか、「やみくもにSNSを始めるのではなく、方針を決める必要がある」と、「ターゲットを決める」「成功事例を調査する」「メディアを選ぶ」「戦略を決める」「運用方法を決める」などの方針作りの必要性を強調した。

■外国人観光客のニーズに応える
 また、松本氏は「外国人観光客のニーズに応えることで『おもてなし』が一層引き立つ」と説明。チェックイン時に「宿泊客の名前入りウェルカム手ぬぐい」を渡している例や、日本らしさを体感できる「生け花」「書道」「茶道」などのイベントを開催している例を挙げ、コミュニケーションを積極的に図ることがファン獲得に結びつくことを指摘した。

 公演中、低コストで効果的なプロモーション方法として、「動画の活用」を繰り返し勧めた松本氏。ドローンを利用したインパクトのあるプロモーション動画の実例を紹介し、YouTubeやFacebook、Instagramなど、動画のアップが可能なサイトそれぞれの特性について詳しく解説した。

 外国人観光客の獲得にしのぎを削る旅館・ホテル業界。松本氏の語るリアル・ウェブ双方での集客方法に、多くの宿泊関係業者が聞き入っていた。

【HCJ2016】ホテル・旅館業界が「訪日外国人を集客する3つのポイント」

《オフィス本折/H14》

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