ミドル人材の転職「首都圏から地方中小へ」 | 東京IT新聞

ミドル人材の転職「首都圏から地方中小へ」

エンタープライズ 企業動向

 エン・ジャパンが運営する人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」で、ミドル人材の求人動向についてアンケートが行われた。

 アンケートは「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタントを対象に実施。調査期間は1月12日から22日で、172名の有効回答数をまとめている。

 この調査によると、転職コンサルタントの73%が「2016年は35歳以上のミドルを対象にした求人が増える」と回答している。企業の採用における若手志向は依然として強いが、若者人口の減少に伴って採用が困難な状況にあり、対象年齢を上げざるを得ないことや、就職氷河期を経験した世代である35歳から45歳の人材が企業にとってもほかの年齢層に比べて少ないことなどが理由に挙げられている。

 ミドル転職のキーワードは「首都圏から地方の中小メーカーへ」だ。ミドルの求人トレンドとして増えそうなものを聞くアンケートで、もっとも多かったのは「首都圏の企業から地方企業への転職」という回答で43%。求人の増加を見込む企業規模、業種ではそれぞれ「中堅・中小企業」(79%)と「メーカー」(56%)がトップになっている。ミドルの求人トレンドでは、「同業種への転職」が42%と「異業種への転職」(32%)を上回っていることを考えると、メーカーらのミドルが地方中小へ転職するケースがトレンドとして増加しそうな見通しだ。

 求人サイドの意向を予測した内容ではあるが、地方企業の経営者が求人を行う際、首都圏からのミドル人材の流入などを意識してみるのもいいかもしれない。

ミドル人材の転職「増える」7割、キーワードは「首都圏から地方中小へ」

《こばやしあきら/H14》

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