現代病?! 『スマホ老眼』の自覚はありますか | 東京IT新聞

現代病?! 『スマホ老眼』の自覚はありますか

エンタープライズ 市場動向

20代でも「老眼」のような症状が……。新たな現代病?! 生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、『スマホ老眼』に注目し、実態調査を行ない、レポートを9日、発表した。

近年、若い世代を中心にスマートフォン(スマホ)ユーザーが拡大している。総務省の調査によると、20代では94%、30代では82%がスマホを利用している。便利なアイテムだけに長時間利用してしまう人が多く、最近ではスマホによる目の酷使が招く『スマホ老眼』が問題になっている。

「老眼」とは老化現象の1つであり、近いところが見えにくくなるなどの症状を指す。一般的に、40代くらいから「老眼」の症状を自覚するという人が多いようだ。

これに対して、『スマホ老眼』とは、スマホやパソコンなどを長時間利用することで、手元が見えにくくなるなど、“老眼のような”症状が出ること。『スマホ老眼』は目の酷使が原因とされており、20~30代でも、近くのものを見る際にピントが合わないなど、老眼と同じような症状があらわれる。

そこでトレンド総研では、20~30代のスマートフォンユーザー男女500名を対象に、実態調査を行なった。「1日のスマートフォン利用時間」を聞いたところ、平均は「3.3時間」という結果に。また、約3人に1人(31%)は「5時間以上」と回答ている。

そこで、「スマートフォンの長時間利用における懸念点」を聞いたところ、最も多かったのは「目に対する負担」で70%。これは、「インターネットへの依存」(48%)、「姿勢が悪くなる」(35%)、「生活リズムや生活習慣の乱れ」(32%)などを大きく上回った。「目の負担を気にしながらもスマホの長時間利用を続けている人が多いようだ」とトレンド総研は分析する。

「スマートフォンを利用するようになってから、目に関する悩みが増えたと思いますか?」と質問したところ、64%と過半数が「そう思う」と回答。スマホを長時間利用していて「手元がぼやけたり、見にくいと感じた経験がある」という人も4割以上(42%)になった。

具体的なエピソードとしては、「電車の待ち時間にスマホを見た後、駅の看板に目を移すとぼやけて見えないことがある」(28歳・男性)、「スマートフォンを見ている途中でテレビに目をやると、見づらく感じる」(27歳・女性)、「スマホを長時間使用した後は目が疲れていて、視界がぼやける」(31歳・女性)などの声があった。トレンド総研は「こうした症状は、いわゆる『スマホ老眼』の兆候であり、注意が必要だ」と警告する。


「スマートフォン」に関する調査
●調査期間:1月14~15日
●調査対象:20~30代のスマートフォンユーザー
男女500名(年代・性別 均等割付)
●調査方法:インターネット調査
《東京IT新聞》

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