「消えるSNS」ってなんだ? | 東京IT新聞

「消えるSNS」ってなんだ?

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 mixi、Facebook、さらにLINEやTwitterまで含めると、「SNS」はすっかり生活に定着した。一方で「SNS疲れ」が採り上げられることもしばしば。人目をつねに気にしないと行けない毎日は、確かに疲れがちだ。そんななか“消えるSNS”「エフェメラルSNS」が、密かに流行しているという。

 「エフェメラルSNS」?なにそれ?という感じだが、「エフェメラル」とは「はかない、短命」という意味。福寿草のように、春先だけ咲いてすぐ枯れる花は「スプリング・エフェメラル」とも呼ばれている。そんな意味合いを付けた「エフェメラルSNS」だが、これは、「投稿した画像や動画が残らずに消えてしまうSNS」のこと。

 「消えてしまうから気軽に投稿できる」ため、「疲れない」「気を遣わなくていい」「知らない人とも安心して話せる」というのが、人気の理由になっている。代表的なサービスとしては「Snapchat」「Wickr Me」「Beetalk」「TonTon」の4つのメッセージアプリの名前があがる。

 ジャストシステムの最新調査(スマホ所有者1000人が対象)によると、「エフェメラルSNS」を利用しているのは10.9%と約1割。そのうち「Snapchat」が約7割に利用されていた。「Wickr」「Beetalk」「TonTon」も、それぞれ3~4割ほど存在する。知人や恋人とのやりとりに使っている人が多いが、勤務先の上司や同僚という声もあがっている。情報が残らない点がビジネスにも向いている模様だ。

 投稿する内容は「笑える話/動画」「本音」「貴重な瞬間」「腹の立つ出来事」が上位。一方、これらメッセージを受け取った側は、「すぐ消えちゃう」というイメージから、プッシュ通知されると、すぐ優先して開封する人が多いとのこと。スクリーンショットを毎回保存する人も3割に上っている。

 とくに注目なのは、「エフェメラルSNS」利用後、4人に1人が「他のSNS利用がかなり減った」と回答している点だ。約4割は「メインのSNSになりつつある」とも回答しており、それだけ夢中になる要素があるわけで、機会があったら、ぜひ使ってみてほしい。

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《冨岡晶》

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