世界の“Geek”たちがちょっとザワついたウォッチ | 東京IT新聞

世界の“Geek”たちがちょっとザワついたウォッチ

コンシューマー サービス

 米国の通販サイト「ThinkGeek」で販売されている腕時計「テスラ・ウォッチ」。スチームパンクなインパクトある見た目で面白グッズに敏感なギークの間では話題を呼んでいるようだ。

 ThinkGeekはコンピュータやITテクノロジ-、エレクトロニクスなどが好きなギーク(=オタク)と呼ばれる人たちをターゲットにした通販サイトで、ガジェット、コンピュータ周辺機器だけでなく衣料品や食品、雑貨なども販売していて、その独自のセレクションセンスで世界中のファンの心を掴んでいる。

 テスラ・ウォッチはThinkGeekが自社で企画したオリジナル商品だ。科学者テスラ・ニコラの名前がつけられたテスラ・ウォッチはテスラコイルをイメージしているのか真空管風の飾りが目を引く。中にはLEDが内蔵されているようで手動で光るようになっている。時針・分針、秒針の文字盤に別々になっていたりとごちゃごちゃした感じが実にスチームパンクな趣き。かなり大ぶりながらアラーム機能ひとつないアナログ時計ということで「ハッタリ」感も満載だ。

 これは、じつは2015年のエイプリルフール用に考えられたといわれていて、昨年夏には米国など海外サイトでもニュースサイトなどで話題となった。「エイプリルフール」「テスラ」と聞くと思い出すのは、米国の電気自動車メーカー「テスラモーターズ」公式ブログの昨年2015年4月1日の記事だ。その記事は「テスラモデルWを発表」というタイトルで、テスラモーターズが新商品としてなんと腕時計を発表するという内容だった。その商品写真を見ると文字盤からロンドンの時計塔ビッグ・ベンが飛び出している。キャンプションには「現在のバージョンではオランウータン並みの手首の強さが必要です」。

 そう、これはエイプリルフールのウソである。同じ月に発売を控えたアップルウォッチを意識したジョーク記事だったのだが、大手通信社が真に受けて報道したり、テスラモーターズの株価が数分間跳ね上がったりとコトが意外な方向へ発展してしまい、米国ではかなり話題となったという。ThinkGeekのテスラ・ウォッチの企画の過程は明らかではないが、テスラモーターズのジョーク記事のすぐ後に発売された。おそらくこのテスラモデルWにかけたダジャレ商品なのだろうかと考えさせられる。価格は69.99ドル。ThinkGeekは国際配送に対応しているので、日本からも購入可能。最新のスマートウォッチとは真逆の道をあえて疾走するようなこのセンスを「おバカ」と見るか「イケてる」と見るかは人それぞれだ。

もしかしてダジャレ? 世界の“Geek”たちがちょっとザワついた「テスラ・ウォッチ」

《RBB TODAY》

編集部のおすすめ

特集

コンシューマー アクセスランキング

  1. 話題の「ユーチューバー」は本当に儲かる? その実態と現実を先駆者に聞く

    話題の「ユーチューバー」は本当に儲かる? その実態と現実を先駆者に聞く

  2. 実はすごい「ホームドア」 鉄道の自動運転化には欠かせぬ存在だった

    実はすごい「ホームドア」 鉄道の自動運転化には欠かせぬ存在だった

  3. <IT坊主の説話>実は「経営」や「経済」は仏教から生まれた用語だった

    <IT坊主の説話>実は「経営」や「経済」は仏教から生まれた用語だった

  4. 沖縄初のICカード「OKICA(オキカ)」登場!注目は本土にない独自性

  5. <食べログ>そばの本場 信州が強さ見せるも、トップは丹波篠山の名店

アクセスランキングをもっと見る

page top