学校の緊急連絡網……今どきはLINEなのか? | 東京IT新聞

学校の緊急連絡網……今どきはLINEなのか?

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 娘の高校の先生が緊急連絡網で生徒からメールアドレスを集めようとしたところ、「メアドなんて使ってないよ」とクラスから猛反発をうけた。そう言われてみればそうだ、今どき学校が緊急連絡網で使っているのはLINEなのか?普段利用が少ないメアドが緊急連絡網になるかというと疑問も残る。

 知り合いのライターの息子さんは県立高校に通っているが、「公式には電話の連絡網です。メールは導入していませんが、配布物や通常の連絡事項は、掲示板に紙を張り出し、生徒はスマホで撮影している」という状態。ただし、生徒どうしは完全にLINEだという。

 また、都立高校に通う息子をもつある父親は「LINEではなく電話」「中学生の娘も電話」だという。ただし、部活動ではキャプテンからLINEで連絡がくるそうだ。息子が私立高校に通っているという編集部スタッフは「親が学校指定のシステムにメアドを設定しておくと、メールが飛んでくる」としている。

 私立高校に通う女子高生は、「私のクラスではLINEが連絡網になってますが、別のクラスはメールです」と回答している。

 こう聞いてみると、LINEを学校全体で連絡網に使っているところは意外と少なそうだ。ちなみに、東京都教育委員会では「学校長の判断に任せている」ということだった。

 一方、教育・受験ニュースの「リセマム」編集部によると、NTTデータの学校連絡網サービス「FairCast」のようなサービスを導入している学校は多いという。「FairCast」は複数のメディア(メール、電話、FAX)に一斉伝達できる。しかも追いかけ連絡といって、利用者が3つのメディアまで連絡先を選択でき、送達確認が返ってこない連絡先に対して15分おきに連絡を行う。

 モバイル研究家として活躍し、現在青森公立大学の准教授である木暮祐一氏は「高校生は通信環境は常に変化するでしょう。そもそも友達と同じプラットフォームがなくては、相互に連絡できませんから。となるとトレンドはスマホ+LINEなのでしょうが。コミュニケーション手段のムーブメントは高校生が生み出していると言っても過言ではないです」と話している。
《RBB TODAY》

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