【インターロップ】8日開幕…見どころは仮想化とIoTの流れ | 東京IT新聞

【インターロップ】8日開幕…見どころは仮想化とIoTの流れ

エンタープライズ 市場動向

SDIやNFVは、IaaS、PaaSといったクラウド化が進むほど重要となる技術。企業のクラウド利用が進むと、データセンターやサービスプロバイダは、これまで各社が独自に構築していた情報システムに対応するため、より柔軟なネットワークやシステムを構成しなけれならない。

SDIはこれらの要求を満たす技術として注目される。また、自社システムを残す必要がある場合でも、ネットワーク機器をNFV化することで、コストダウン、投資の有効活用が期待でき、企業競争力の強化につながる。

●見どころ2:ものづくり日本の成長戦略を担うIoT

クラウドの動向を別方向から後押しするのが「IoT」の潮流だ。IoTはPCやサーバー以外のあらゆるデバイスをインターネットに接続することで、新しい社会、新しい産業やビジネスを創出するものと言われている。

スマートフォンやタブレットの普及が、インターネットに接続するホストを汎用コンピュータ(PC、サーバー)からマルチデバイスへと変えた。さらにインダストリー4.0では、工場ラインをインターネットでつなぎ、よりインテリジェントな生産計画、品質管理、生産性の向上を実現しようとしている。これにはFAロボット、センサーなどの「IoT化」が欠かせない。ビッグデータ解析では、PCやスマートフォンだけでなく、防犯カメラ、ビーコン、カーナビ/プローブカー、さまざまなセンサーがインターネット接続されている。関連して、自動運転、ドローン、AIロボットの分野でもIoT技術は注目されている。

IoTは、冒頭で述べたインターロップの精神でもある相互接続・相互運用の新しいフェーズをインターネットにもたらしている。以前は、多様なネットワーク機器の相互接続を実証する場であったが、現在はセンサー、各種デバイス、家電製品、ロボットとインターネットとの相互運用の時代でもあるからだ。

《中尾真二》

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