スマホ連動も可能な顔認識・性別&年齢識別エンジン | 東京IT新聞

スマホ連動も可能な顔認識・性別&年齢識別エンジン

コンシューマー セキュリティ

 従来の監視カメラから一歩進んだ映像監視ができ、さらに見守りやマーケティング活用なども見込めることから、注目されている顔認識技術。そうした顔認識技術を、Windowsベースで実現するのが、「防犯・セキュリティ対策展」でエスシーがデモ展示していた「スマートフォン動画伝送 顔認識・性別年齢識別エンジン」と名付けられたソリューションだ。

 同ソリューションは3つの機能で構成されており、まず1つ目は、Android端末やウェアラブルカメラでとらえた映像を、サーバーを経由することなく直接、本部のパソコンのビューアー画面に表示できる機能。また、本部のパソコンに表示される画面は、さらに現場のAndroid端末やスマートグラスなどに転送することも可能だ。大がかりなインフラ工事を必要とせず、ワイヤレスで運用できる点が特徴となる。

 続いて顔認識エンジンに関しては、ネットワークカメラなどがとらえたリアルタイム映像&録画映像からあらかじめ登録した人物を特定することが可能な機能を搭載。登録可能な人数は最大で1,000人となっている。Windowsベースで運用するため、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズも可能とのこと。

 そして最後が性別年齢識別エンジン。主に店舗などでのマーケティング活用を想定した機能で、ネットワークカメラがとらえた映像に映る人物の顔情報から、性別や年齢を予測表示することができる。

 また、3つのエンジンを組み合わせた運用も可能で、Android端末で撮影した映像をもとに顔認証させたり、認証結果を遠隔地から確認するといった使い方もできる。いずれのエンジンもそれぞれ100万円からの提供となっており、必要に応じて自由に組み合わせたり、カスタマイズすることも可能とのこと。

 当日は、同社ブースにて性別年齢識別エンジンの実演デモが行われており、同社の丹羽社長曰く「若めに表示されるような設定ですよ」ということだったが、筆者は実年齢プラス5歳で表示された…。ただ、同じように通りがかりに、デモを体験していた女性の集団は「実年齢より若い!」と喜びを口にしていた。

 実際、顔認識技術をベースとした性別年齢識別技術は、現在のところ設置環境や個人差に左右されることも多く、エスシーの製品に限らず、年齢表示にはバラツキが発生することを補足しておきたい。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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