NEC、顔認証ソフトウェアの機能強化と国内販売を開始 | 東京IT新聞

NEC、顔認証ソフトウェアの機能強化と国内販売を開始

コンシューマー セキュリティ

 日本電気(NEC)は、カメラ映像向けリアルタイム顔認証ソフトウェア「NeoFace Watch」の機能強化を発表した。

 またこれまで海外向けに販売してきた本製品を、国内を含めてグローバルに販売していくこともあわせて発表した。

 「NeoFace Watch」は、顔認証技術を用いてカメラ映像から対象となる人物をリアルタイムに照合・通知するソフトウェア。人が多く集まる場所での監視・迷子の捜索といったセキュリティ対策や、ホテル等でVIP顧客を識別し、サービス向上に活かすマーケティング用途などさまざまなシーンで活用できることから、現在約20か国で導入されているという。

 今回の機能強化では、従来製品と比べてより低解像度な顔画像に対しても照合を強化。従来比約60%の大きさの顔画像でも識別が可能になっている。

 また、正面以外から撮影された顔画像の照合も強化され、従来比約1.3倍以上となる上下20度・左右40度の角度から撮影された顔の照合も可能になった。

 これにより従来よりも遠距離から撮影された小さな顔画像での照合や、より高い位置にあるカメラなど、より広角で撮影された映像での認証を実現する。

 さらに、これまでは全てのフレームで認証を行っていたが、低解像度や極端に角度のついた顔画像など、照合に不向きな顔画像を自動で排除し、照合に適した品質の高い顔画像のみを抽出することができる。

 こうした機能強化により、サーバの負荷を抑え映像処理の軽減と高速な照合を実現することで、より大規模なシステムの構築を容易にするとともに、PCを用いた簡易なシステムでも迅速な照合が可能となる。
《防犯システム取材班/鷹野弘》

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