アップルペイ日本上陸! どこで? なにで? どうやって使えるか…まとめ | 東京IT新聞

アップルペイ日本上陸! どこで? なにで? どうやって使えるか…まとめ

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 Appleは25日、同日のiOS 10.1リリースに伴い、日本で電子決済サービス「Apple Pay」(アップルペイ)の提供を開始した。このApple Payは、いったいどのようにして設定し、どこで、どんなふうに利用できるのか。



■世界で12番目に提供。Apple Payとは、どんなサービス?

 Apple Payは2014年9月にAppleが発表した電子決済サービス。2年越しの上陸となったのは、日本ではタイプF(FeliCa)が一般的な規格として流通する一方で、同サービスが国際規格であるNFC タイプAおよびタイプBを利用していることが大きかったという。今回の日本での提供に合わせて来日し、24日にメディアの取材に応じたApple Pay担当バイスプレジデントのジェニファー・ベイリー氏も、「日本でサービス提供するにあたり、(タイプFに対応する)特殊な工夫が必要でした」と話している。

 しかしながら、ベイリー氏は今回の日本上陸について、「日本は世界で12番目にApple Payが提供される国。我々にとって、日本は非常に大事なマーケットです。Apple Payのクレジットカード対応により、日本の約80%をカバーできると考えています。日本の多くの人々の日常生活を変えられると思っています。とくに都市部の通勤においては、より快適になるでしょう。日本人の多くは現金主義ですが、その嗜好が変わると思います」と意気込みを語った。

■利用シーンは4つ。それぞれで対応端末が異なる

 Apple Payの利用シーンは、大きく分けて以下の4つとなる。
・交通機関
・店舗
・アプリケーション内
・ウェブ上

 基本的に、日本国内で販売されたiPhone 7、iPhone 7 Plusは、上記の全てのシーンで利用できる。また、Apple Watch Series 2(iPhone 5以降とペアリング)では、「ウェブ上」を除くシーンで利用可能。そのほかには、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SE、iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4、iPad mini 3は、「アプリケーション内」と「ウェブ上」で可能。iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 1とApple Watch(第1世代)は「アプリケーション内」、2012年以降に発売されたMacのモデルは「ウェブ上」で、それぞれApple Payの利用ができる。

■まずは設定方法をチェック

 Apple Payを利用するためには、前述の通り、利用シーンごとに対応端末が異なるが、ここでは、日本国内で販売されたiPhone 7シリーズで利用する方法について触れていきたい。

 まずは、25日未明にリリースされたiOS 10.1にアップデートを行う。そのうえで、「設定」>「WalletとApple Pay」と進み、そこで任意のカードが登録できるので、ここで手持ちのSuicaやクレジットカード、プリペイドカードの情報をiPhoneに追加する。カードは、Suicaやクレジットカードなど、種類は問わないが8枚が登録上限となる。

 Suicaの場合は、カード裏面にある番号の下4桁と任意で生年月日を入力すると、規約への同意が求められる。その後、Suicaの上にiPhoneの上部を重ねると、数秒でカード情報の追加が完了した。そこでは、自動的に1枚目が「エクスプレスカード」に登録されると思うが、複数枚のSuicaの登録が可能であることから、この「エクスプレスカード」が優先的に利用するSuicaに設定されていることを意味する。つまり、複数枚登録して初めて「エクスプレスカード」の意味が効力を持つというわけだ。

 なお、同日にはJR東日本が「Suica」アプリをリリース。このアプリはApple Payと連携しているほか、Suicaの物理カードがなくてもiPhone上でSuicaを新たに作成することができる。

 クレジットカードの場合は、カメラが自動的に立ち上がるので、表面にかざすと、情報を読み取ってくれる。その後、カード情報(名義)とカード番号、有効期限とセキュリティコードを入力し、利用規約への同意すると、追加が完了となる。

 ここまでできたあとは、「Wallet」アプリを立ち上げると、先ほどのSuicaやクレジットカードが登録されているのが分かる。今後、Suicaは、登録しているクレジットカードと紐付けられ、この「Wallet」アプリから、チャージや定期券の更新が可能となる。また、乗降車の記録やチャージの履歴(直近50件)もチェックできる。

 さらには、iOS 10.1のアップデートによりバージョンアップした「マップ」で、交通機関の経路検索をした際に、その経路でかかる料金よりSuicaの残高が不足していれば通知が来るなど、「Apple Pay」と「マップ」との連携も図られている(「マップ」アプリでは、主要な電車、地下鉄、フェリー、長距離バス、および東京、大阪、名古屋の地方路線バスの交通機関情報のほか、地下街の構内図や主要駅間の徒歩経路も含めた、駅構内の案内標識に基づいた乗り換え情報をサポートした)。

 Suicaで自動改札を通過する際は、これらの設定が済んでいれば、iPhone自体をかざすのみ。アプリの起動やTouch IDに指を置く必要もない。一方で、店舗での決済は、QUICPay、iD、Suicaが使える場所が対象となる。QUICPayかiDのどちらで支払うか、レジで伝え、Touch IDで認証するという流れだ(SuicaはかざすだけでOK)。

《QUICPay、iD、Suicaが使える主な店舗》
・サークルK、サンクス、セブンイレブン、ミニストップ、ファミリーマート、ローソン(コンビニエンスストア)
・AEON、アピタ、ピアゴ(スーパーマーケット)
・エッソ・モービル・ゼネラル、ENEOS(ガソリンスタンド)
・ビックカメラ
・マツモトキヨシ
・ユニクロ
・すき家
・日本交通

 アプリケーションやウェブ上での決済については現在、giftee、じゃらんnet、出前館、TOHOシネマズ、日本交通、BASE、minneといったサービスが加盟。各サービスの支払いは、Apple Payで決済するため、その都度、個人情報の入力が必要ないという。なお、Apple Payへの対応を記念し、以下のようなキャンペーンを実施するという。

・giftee:先着20,000名に、gifteeでApple Payを利用してコンビニ商品を購入すると同じものがあなたにも届く
・じゃらんnet:Apple Pay初回予約で1,000ポイント
・出前館:ApplePay利用と登録で1000Tポイント
・TOHOシネマズ:Apple Pay利用で300円クーポン
・日本交通:先着10,000名に、Apple Pay利用で1,500円タクシークーポン
・BASE:Apple Pay利用で、買い物10%オフ
・minne:Apple Pay利用で、買い物10%オフ

■どのクレジットカードに対応しているの?

 クレジットカードは、American Express、MasterCard、JCB、iD、QUICPayに対応(VISAは非対応)。また、AEON、オリコ、クレディセゾン、JCB、トヨタファイナンス、ビューカード、三井住友カード、三菱UFJニコス、UCカード、KDDI、ソフトバンク、NTTドコモといった発行会社のカードに対応しており、各クレジットカードのポイントはそのまま対象となる。

■セキュリティの重要性

 このように、iPhoneやApple Watchで手軽に決済ができるようになることで、懸念されるのがセキュリティ面だろう。この点についてベイリー氏は、「Apple PayをiPhoneなどの端末に設定した場合、お客様のクレジットカード番号はお客様のデバイスやAppleのサーバーに保管されることはありませんし、加盟店に通知されることもありません」と説明。端末に追加される情報は、「各デバイス固有のアカウント番号が発行され、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュアエレメントに保管されます」(ベイリー氏)と、その安全性を強調している。

 なお、iPhoneを紛失した場合は、「iPhoneを探す」を設定することで、Apple Payの利用を一時停止できるほか、遠隔消去により、Apple Payを含む個人情報の消去も可能となっている。

 ついに、iPhoneにも日本人に馴染み深い“おサイフケータイ”がやってきた。利用シーンは間違いなくアップするが、利便性は果たして……。iPhone 7シリーズなど対応端末をお持ちの方は、まずはいろいろと使いながら、楽しんでみてほしい。

Apple Pay、ついに日本上陸! どこで?なにで?どうやって使えるかまとめみた

《RBB TODAY》

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