USENは完全無料ブロードバンド放送「GyaO(ギャオ)」を全面リニューアルした。開局3周年を迎え、さらなるパワーアップを狙ってのものだ。ポイントは、(1)専門性に特化したコンテンツ編成(2)テキストと動画を組み合わせたオリジナルニュース記事やコンテンツの配信(3)トップページにSilverlightを採用。また、3サイズでコンテンツ視聴が可能に(4)新広告メニューの導入(5)楽天との協業関係の強化、の5つ。
見たいものへ辿り着きやすい作り
まず(1)はより専門性の強いサイト構成へ変わったのが特徴。例えば、これまで別々だった「映画」「ドラマ」が「シネマ&ドラマ」とひとくくりになる一方、「アジア」という新しいステーションが設けられ、ドラマだけでなく、アジアスターに関する情報を幅広く扱うようになった。これは複数の入り口から同一コンテンツへリーチ可能になったことも意味する。「より見たいものへ辿り着きやすい作りを実現した。エッジを際立たせ、専門雑誌を見るようなイメージでカテゴライズし、どこにも入らないものは削除。その分、コンテンツ数自体は減っている」(広報担当・真野あかり氏)。
ほか新しいところでは「ちきゅうギャオ」が興味深いだろうか。ここではエコに関する啓蒙的な内容を扱っており、外務省が提供する洞爺湖サミットの映像も配信されている。今後は関連会社であるギャガが動物関係のドキュメンタリー映像を得意としていることから、「コンテンツがさらに充実していくと思う。広告主の反響の良さも後押ししている」とのこと。
(2)を端的に表すのは「ニュース」「トレンド」だろう。ニュースはトップから「動画ニュース」を選択すると、時事通信、TBSほかの映像を視聴しながら記事を読める趣向。全体的には動画なしの純粋記事が拡充し、総合ポータルサイトのニュース欄風にさま変わりした。トレンドはストリーミングに対し、「ブーム予報率急上昇ランキング」の比重がアップ。こちらは動画付きブログ風記事の一覧となっている。「テキストと動画を組み合わせた独自コンテンツの制作、ライブチャットといった新たな試みも行なっていく。トレンドは特に人気なので、タイアップ企画が増えていくだろう」
(3)は文字通り。トップ画面はユーザーの好みによって、レイアウトを簡単に変更できるようになった。ただ、現状、画面サイズの切り替えはすべてのコンテンツで行えず、全適用はマイクロソフトのバージョンアップ待ちになるとのこと。
(4)はPV神話崩壊に対するギャオなりの回答といえよう。ストリーミング配信前、ユーザーが視聴設定する回数を増やし、属性把握を詳細かつ正確に行うことで、従来以上に広告主の満足度を高めた。「セグメント配信」では年齢が5歳区切りになったほか、郵便番号に基づくピンポイントなエリア特定も可能になっている。一方「リーチ保証配信」は契約時に視聴人数を確約するサービス。「期間があるので社数限定となっている。人数から入るという点がウェブならではの試み」。また「CM尺による価格差撤廃」はロングバージョンのCMを流すのにうってつけだろう。15秒から60秒まで、同価格はテレビではあり得ない。
今秋めどに楽天市場の展開も
(5)は番組視聴後、ブラウザに表示される「おすすめの関連商品」が、従来のアマゾン主流から楽天市場の商品に逆転したことが象徴している。ほかでは、今秋をめどにギャオ内に楽天市場が展開されること、楽天のサービス向けにギャオのコンテンツが提供されることが決まっているそうだ。

http://www.ema.or.jp/ 今回の発表には、一定の基準をクリアすることで、プログラムが正しい方向へ運営されていくという期待が込められている
見たいものへ辿り着きやすい作り
まず(1)はより専門性の強いサイト構成へ変わったのが特徴。例えば、これまで別々だった「映画」「ドラマ」が「シネマ&ドラマ」とひとくくりになる一方、「アジア」という新しいステーションが設けられ、ドラマだけでなく、アジアスターに関する情報を幅広く扱うようになった。これは複数の入り口から同一コンテンツへリーチ可能になったことも意味する。「より見たいものへ辿り着きやすい作りを実現した。エッジを際立たせ、専門雑誌を見るようなイメージでカテゴライズし、どこにも入らないものは削除。その分、コンテンツ数自体は減っている」(広報担当・真野あかり氏)。
ほか新しいところでは「ちきゅうギャオ」が興味深いだろうか。ここではエコに関する啓蒙的な内容を扱っており、外務省が提供する洞爺湖サミットの映像も配信されている。今後は関連会社であるギャガが動物関係のドキュメンタリー映像を得意としていることから、「コンテンツがさらに充実していくと思う。広告主の反響の良さも後押ししている」とのこと。
(2)を端的に表すのは「ニュース」「トレンド」だろう。ニュースはトップから「動画ニュース」を選択すると、時事通信、TBSほかの映像を視聴しながら記事を読める趣向。全体的には動画なしの純粋記事が拡充し、総合ポータルサイトのニュース欄風にさま変わりした。トレンドはストリーミングに対し、「ブーム予報率急上昇ランキング」の比重がアップ。こちらは動画付きブログ風記事の一覧となっている。「テキストと動画を組み合わせた独自コンテンツの制作、ライブチャットといった新たな試みも行なっていく。トレンドは特に人気なので、タイアップ企画が増えていくだろう」
(3)は文字通り。トップ画面はユーザーの好みによって、レイアウトを簡単に変更できるようになった。ただ、現状、画面サイズの切り替えはすべてのコンテンツで行えず、全適用はマイクロソフトのバージョンアップ待ちになるとのこと。
(4)はPV神話崩壊に対するギャオなりの回答といえよう。ストリーミング配信前、ユーザーが視聴設定する回数を増やし、属性把握を詳細かつ正確に行うことで、従来以上に広告主の満足度を高めた。「セグメント配信」では年齢が5歳区切りになったほか、郵便番号に基づくピンポイントなエリア特定も可能になっている。一方「リーチ保証配信」は契約時に視聴人数を確約するサービス。「期間があるので社数限定となっている。人数から入るという点がウェブならではの試み」。また「CM尺による価格差撤廃」はロングバージョンのCMを流すのにうってつけだろう。15秒から60秒まで、同価格はテレビではあり得ない。
今秋めどに楽天市場の展開も
(5)は番組視聴後、ブラウザに表示される「おすすめの関連商品」が、従来のアマゾン主流から楽天市場の商品に逆転したことが象徴している。ほかでは、今秋をめどにギャオ内に楽天市場が展開されること、楽天のサービス向けにギャオのコンテンツが提供されることが決まっているそうだ。
(
板垣威史
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