「プログラマーが考える、本当の使いやすさって?」

「ライブドアってどんな会社?」 (第27回)

2007年10月30日(火)

[ 59 号]

人気サービス「livedoor clip」の開発プログラマー金子氏。自らの意見をどんどん発信し、サービスのみならず会社まで変化させていこうとする「物言う開発者」の素顔とは?

コズエ(以下:コ): ライブドアに入社したきっかけは?

カネコ(以下:カ): 2006年の12月にライブドア主催の技術セミナーに参加したのがきっかけでした。セミナー後の懇親会で、「カネコさんのブログ見ましたよ」と話しかけられて。偶然ライブドアのスタッフの中に私のブログを見ていた方がいて、「その考えをライブドアで生かしませんか?」と声をかけてもらったんです。

コ: ブログでスカウトされたわけですね!

カ: 単なるサービス紹介や批判を書き記していたわけではなく自分の考えから「こうすればよくなる」「こういうことをしてみたい」と次へのステップに通じる意見を書いていたのがよかったのかもしれません。

コ: 自己表現がウマイんですね!

カ: ものづくりをしていく中で、思考が狭くなり、開発者ばかりのワンサイドプレーになるのを恐れています。その為、自分の意見を発表して、第三者に意見を求めることは大切だと思っています。

コ: そこから、別の見え方が出てくるということですね。

カ: 例えば、先日母親に、携帯電話でメールのやり方を教えてあげたのですが、「改行」ひとつするのにもとても苦労していたんです。最初は驚きましたが、「自分が知っていることはみんなが知っている」という考え方自体を捨てないと、真の意味での「使いやすさ」にはつながらないと思っているんです。
 ネットの情報や技術は「はやければ、はやいほど良い」と即時性ばかり求められがちです。
 しかし、私たちのようにネット企業最先端で働く身としては、独り善がりの一方通行になることには十分に気をつけて、一歩も二歩もひいて俯瞰する冷静さが必要だと思っています。

コ: 次回はカネコ氏が考える、「サービスの作り方」についてです!
〈コズエのヒトコト〉
人気サービスの裏側を支え、最先端の技術を駆使しながら、インターネットに詳しい人だけに使いやすいサービスでは意味がないと考えるカネコさん。自らの意見を発信することで、有益な意見を吸収する探究心に憧れちゃいます!

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