ファイルメーカー株式会社は3月5日、コンシューマー向けのデータベースソフト、Bento(ベントー)の日本語版を発表。3月6日より販売を開始した。
5日の発表会見には米ファイルメーカー社社長、ドミニーク・P.グピール氏が登場。まずファイルメーカーの現在の状況を解説した。ファイルメーカーは現在、1300万本が出荷されており、フォーチュン誌が選ぶ企業100のうちの80社、教育機関でも全米トップ50のすべての学校が採用している。日本でもホンダ、パナソニックなどの大企業を始め、東京大学などでも採用されており、本来のターゲットカテゴリであるワークグループ単位以上の企業システムとして利用されている。昨年発表されたファイルメーカー9からは、外部SQLサーバのテーブルをそのままファイルメーカーのテーブルとして利用できるライブ接続機能によって、より大規模なデータベースとの連携が可能になっている。
しかし今回のBentoのターゲットカテゴリは、1コンシューマ、あるいはナレッジワーカーという「パーソナル」な部分に特化したものとなっている。これは、ファイルメーカー社のアンケートで回答者の多くが「データベースソフトは必要」だが「もっと覚えやすいデータベースが欲しい」と答えた結果から、「もっと覚えやすい、使いやすいデータベースを作ればデータベース市場が活性化する」と考えたことが要因だと言う。実際、データベースソフトというカテゴリにはファイルメーカーかアクセスという選択肢しかなかったこと、そしてそこまでの機能を必要としないユーザーが多いことを考えると、今までにないカテゴリのソフトと言える。
BentoはLeopard(以下レパード)専用となっているが、これは独自のDBエンジンではなくレパードの持つSQLエンジンを使っているためだ。他にもレパードのコア・アニメーションなど独自の技術を使っているため、レパードに特化された仕様となっている。Mac標準のアドレスブック、カレンダーソフトのiCalと連動してデータベースを構築していく。そのイメージはシステム手帳のような「パーソナルオーガナイザー」という感じ。ワンクリックでテーブルが作られ、ドラッグ&ドロップでレイアウトが変更されていくのは直感的で、今までのデータベースソフトにない操作感だ。
米国での価格が49ドルなのに対して日本では4800円という価格もかなり戦略的だ。「『ちょっと使ってみようか』で躊躇なく買える価格にこだわった」と言うのはファイルメーカー株式会社社長の宮本高誠氏。他のデータベースソフトに比べて大幅に安い価格は確かに魅力的だ。
日本でもMacが売れ始めているようだ。性能に比べて価格が安く、ウィンドウズも使えること、そしてやっぱり「おしゃれ」だということからも、Macへの注目度は増している。Bentoを使うためにMacを買ってみる、という選択肢も今ならアリかもしれない。

Bentoは3/6より発売開始。MacOS X Leopard専用で、4,800円。5ライセンスまで使えるファミリーパックは9,800円
5日の発表会見には米ファイルメーカー社社長、ドミニーク・P.グピール氏が登場。まずファイルメーカーの現在の状況を解説した。ファイルメーカーは現在、1300万本が出荷されており、フォーチュン誌が選ぶ企業100のうちの80社、教育機関でも全米トップ50のすべての学校が採用している。日本でもホンダ、パナソニックなどの大企業を始め、東京大学などでも採用されており、本来のターゲットカテゴリであるワークグループ単位以上の企業システムとして利用されている。昨年発表されたファイルメーカー9からは、外部SQLサーバのテーブルをそのままファイルメーカーのテーブルとして利用できるライブ接続機能によって、より大規模なデータベースとの連携が可能になっている。

FileMaker,Inc.のドミニーク・P.グピール氏(左)とファイルメーカー株式会社の宮本高誠氏
しかし今回のBentoのターゲットカテゴリは、1コンシューマ、あるいはナレッジワーカーという「パーソナル」な部分に特化したものとなっている。これは、ファイルメーカー社のアンケートで回答者の多くが「データベースソフトは必要」だが「もっと覚えやすいデータベースが欲しい」と答えた結果から、「もっと覚えやすい、使いやすいデータベースを作ればデータベース市場が活性化する」と考えたことが要因だと言う。実際、データベースソフトというカテゴリにはファイルメーカーかアクセスという選択肢しかなかったこと、そしてそこまでの機能を必要としないユーザーが多いことを考えると、今までにないカテゴリのソフトと言える。
BentoはLeopard(以下レパード)専用となっているが、これは独自のDBエンジンではなくレパードの持つSQLエンジンを使っているためだ。他にもレパードのコア・アニメーションなど独自の技術を使っているため、レパードに特化された仕様となっている。Mac標準のアドレスブック、カレンダーソフトのiCalと連動してデータベースを構築していく。そのイメージはシステム手帳のような「パーソナルオーガナイザー」という感じ。ワンクリックでテーブルが作られ、ドラッグ&ドロップでレイアウトが変更されていくのは直感的で、今までのデータベースソフトにない操作感だ。
米国での価格が49ドルなのに対して日本では4800円という価格もかなり戦略的だ。「『ちょっと使ってみようか』で躊躇なく買える価格にこだわった」と言うのはファイルメーカー株式会社社長の宮本高誠氏。他のデータベースソフトに比べて大幅に安い価格は確かに魅力的だ。
日本でもMacが売れ始めているようだ。性能に比べて価格が安く、ウィンドウズも使えること、そしてやっぱり「おしゃれ」だということからも、Macへの注目度は増している。Bentoを使うためにMacを買ってみる、という選択肢も今ならアリかもしれない。
(
矢橋司
)
キーワード
記事についてのご意見・ご感想
『 パーソナルデータベース「Bento」販売開始 』に対する







ページの先頭へ
