ネット上に専用のディスクスペースを持てる「オンラインストレージ」は、メディアを使わずに会社と自宅の間で作業ファイルを共有したり、データのバックアップなどに利用できるサービスだ。また、大容量ファイルも扱えるため、プロジェクトメンバー間でメールに代わるファイル共有手段として利用する例も出てきている。
一方でサービスへの満足度には不満の声も小さくない。曰く、「セキュリティが心配」「使い勝手がいまいち」といったものだ。
今回、USBドライブキーを用いたオンラインストレージサービスである「Internet Drive Service」(以下、IDS)をサービス提供元のインフォーム株式会社からお借りすることができたので、さっそくレビューしてみよう。
挿入するだけですぐ使える
IDSの利用方法はいたってシンプル。キーホルダータイプのドライブキーをUSBポートに挿入するだけで開始できる。普通ならば、まずサービス提供サイトにてアカウントを作成する必要があるが、IDSでは新しいパスワードを設定するだけ。ドライブキー自体にアカウントが設定されていると考えればよい。接続すると、デスクトップ右側にIDSのサイドバーが表示され、ここからメールやストレージブラウザを起動することができる。アカウントという概念そのものが必要ないので、PCやネットにかなり不慣れな人でも気軽に使えるのではないだろうか。
安定感のあるストレージとメール
IDSはファイル転送の安定性や使い勝手にきわめて優れているのが特徴的といえる。複数階層のフォルダ(12階層まで対応)ごと放り込んでも問題ないし、オンライン上のデータを直接編集してもトラブルはほとんどないため、従来のように「作業の際は一旦ローカルに」というルール設定も必要ない。まさにローカルドライブ感覚で利用できるのだ。なお、一度に保存可能な容量は100MBまでで、現状では最大2GBの保存領域が確保されている。
一方メールは、POPサーバー内の情報を直接閲覧する、いわゆるリモートメール方式。返信、転送も問題なくできる。メールアカウントとアドレス帳はOutlook(およびExpress)からインポートすることも可能。もちろん、手動で設定することもできる。
セキュリティの安心感はピカイチ
何より注目したいのがIDSのセキュリティ機能だ。ネット接続されたPCにドライブキーさえ挿せば使える利便性の一方で、そのPCにはまったく履歴もデータも残さない。WebメールのようにIDとパスワードをブラウザ上で入力する必要もないため、きわめて安全なのである。
また、万が一ドライブキーを紛失してしまっても問題ない。データそのものはUSBメモリではなくオンラインストレージに保存されている上、アクセスにはパスワードが必要になる。さらに、用意された予備ドライブキーをアクティブにすれば、自動的に以前のドライブキーは無効になる。概してセキュリティと利便性は反比例する傾向にあるが、IDSではそれを両立できている点が評価できる。
今後の展開にも期待大
IDSはASPサービスであるため、細かい使い勝手やスペックなども今後、随時改良されていくことが期待される。また、ビジネス展開の面でも、日本商工会議所推奨サイト「チェンバーウェブ」(http://www.chamberweb.jp/)にて、中小企業への一斉展開も予定されているとのこと。さらに、IDSと他サービスとのマッシュアップ展開も検討中であり、どのようなサービスが生まれてくるかにもぜひ注目したい。
一方でサービスへの満足度には不満の声も小さくない。曰く、「セキュリティが心配」「使い勝手がいまいち」といったものだ。
今回、USBドライブキーを用いたオンラインストレージサービスである「Internet Drive Service」(以下、IDS)をサービス提供元のインフォーム株式会社からお借りすることができたので、さっそくレビューしてみよう。

IDSの問い合わせは:http://www.internetdrive.jp/ インフォーム株式会社 TEL:03(5159)0702
挿入するだけですぐ使える
IDSの利用方法はいたってシンプル。キーホルダータイプのドライブキーをUSBポートに挿入するだけで開始できる。普通ならば、まずサービス提供サイトにてアカウントを作成する必要があるが、IDSでは新しいパスワードを設定するだけ。ドライブキー自体にアカウントが設定されていると考えればよい。接続すると、デスクトップ右側にIDSのサイドバーが表示され、ここからメールやストレージブラウザを起動することができる。アカウントという概念そのものが必要ないので、PCやネットにかなり不慣れな人でも気軽に使えるのではないだろうか。

キーホルダータイプのUSBドライブキーを挿すだけでサービスが利用できる
安定感のあるストレージとメール
IDSはファイル転送の安定性や使い勝手にきわめて優れているのが特徴的といえる。複数階層のフォルダ(12階層まで対応)ごと放り込んでも問題ないし、オンライン上のデータを直接編集してもトラブルはほとんどないため、従来のように「作業の際は一旦ローカルに」というルール設定も必要ない。まさにローカルドライブ感覚で利用できるのだ。なお、一度に保存可能な容量は100MBまでで、現状では最大2GBの保存領域が確保されている。

画面右側にサイドバーが表示される。自動的に隠す設定も可能だ
一方メールは、POPサーバー内の情報を直接閲覧する、いわゆるリモートメール方式。返信、転送も問題なくできる。メールアカウントとアドレス帳はOutlook(およびExpress)からインポートすることも可能。もちろん、手動で設定することもできる。
セキュリティの安心感はピカイチ
何より注目したいのがIDSのセキュリティ機能だ。ネット接続されたPCにドライブキーさえ挿せば使える利便性の一方で、そのPCにはまったく履歴もデータも残さない。WebメールのようにIDとパスワードをブラウザ上で入力する必要もないため、きわめて安全なのである。
また、万が一ドライブキーを紛失してしまっても問題ない。データそのものはUSBメモリではなくオンラインストレージに保存されている上、アクセスにはパスワードが必要になる。さらに、用意された予備ドライブキーをアクティブにすれば、自動的に以前のドライブキーは無効になる。概してセキュリティと利便性は反比例する傾向にあるが、IDSではそれを両立できている点が評価できる。
今後の展開にも期待大
IDSはASPサービスであるため、細かい使い勝手やスペックなども今後、随時改良されていくことが期待される。また、ビジネス展開の面でも、日本商工会議所推奨サイト「チェンバーウェブ」(http://www.chamberweb.jp/)にて、中小企業への一斉展開も予定されているとのこと。さらに、IDSと他サービスとのマッシュアップ展開も検討中であり、どのようなサービスが生まれてくるかにもぜひ注目したい。
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森田亮
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