フラッシュを使った表現力で驚かれる 【スゴウデ社長interview】 芸者東京エンターテインメント株式会社 田中泰生社長 (前編)
2008年07月08日(火)
[ 90 号]
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芸者東京エンターテインメント株式会社 田中泰生社長
近藤: まず御社の事業内容を簡単にお聞かせください。
田中社長: うちは、簡単に言えばハイテクゲーム会社です。ゲーム会社といっても普通に家庭用のゲームを作るわけではなく、ウェブやネットやケータイ向けのゲームを作っています。特に最近はケータイフラッシュのゲームが多いですね。
近藤: 読者も気になると思うのですが、会社名の由来を教えていただけますか?
田中社長: まず、東京大学出身者が母体なので「東京」。プラスして、一芸ある人、つまりスペシャリストの集合体&グローバルにもてなしの心で面白いものを創っていこうという意味合いもこめて「芸者」で、芸者東京としました。
近藤: では、そもそもゲームやネットに目をつけて、起業するに至った経緯をお聞かせ願えますか?
田中社長: 僕自身は大のゲーム好き/ネット好きというわけでもないのですが、たまたまゲーム会社の社長が僕のことを気に入って、スカウトしてくれたのが始まりです。本当にたまたまだったんですよ。
近藤: 御社メインコンテンツの「それは無理だよ!オオスガさん」の魅力といえば、どういったところでしょうか?
田中社長: 「オオスガさん」は、僕自身はまだまだ改良の余地があると思っているのですが、よく言われるのは、「フラッシュを使って、携帯でここまでできるのはすごい」という感想です。基本的にうちの会社はフラッシュの技術に力を入れていて、携帯なりPCなりブラウザなりでフラッシュを使った表現力でいうと、驚かれることがあります。
近藤: 会社を起こしてから経験した苦い思い出はありますか?
田中社長: 他の社長さんは、お金や人材のことを言うでしょうけど、僕の場合はお金がなくなったり、人が辞めていったりしたら、どうしようかなぁとは思いますけど、あまり辛いなぁとは思わない方なので、何というか、そういうのもひっくるめて大変だけど面白いと感じる方が多いです。そういう意味で、苦い思い出はあまり記憶にないですね。
近藤: 群雄割拠状態のモバイルやPC産業についてどうお考えですか?
田中社長: どの産業でも競争はあると思うのですが、僕たちの携わっているエンタメ業界っていうのは、顧客の方たちの持っている時間の奪い合いだと思っています。だから、映画界もライバルだし、音楽もアニメもライバルです。僕らも含めて、成功者よりも、もがきあがいている企業のほうが多いと思うので、群雄割拠って感じはしないですよね。パイを奪い合うというより、ひとつ面白いものがでればすぐメジャーになって、でも、また時間が経つと消えていく、という一発屋的な会社が多い業界ですよね。ま、一発屋でもなれるだけいいですけどね(笑)。
(つづく)
飽くなき探求心で既存技術を掘り下げ、ゲームという表現方法でその技術力を知らしめているのがこの芸者東京エンターテインメント。市場環境を冷静に見つつも技術を追求する所にこの会社の強みがあるのでしょう。(近藤)
(
【インタビュアー】MEDIA EXPRESS 近藤誠
)
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