
小林社長: はい。うちはモバイル中心の事業を行っています。収益というと、ユーザーから直接お金をいただく課金売上と一般企業から広告料をいただく広告売上の二つが中心となっています。最近は、モバイルサイト自体を作ってくれという要望もあるので、そういう意味では受託開発という売上もあります。
課金事業は弊社の成長ドライブです。第三世代の端末に向け、着うたR・着うたフルRや電子書籍どの配信を行い、今年からは動画配信にも着手し、動画サイトを立ち上げました。動画を果たして携帯電話の小さい画面で見るかどうかの議論もあるんですが、2011年からデジタルテレビが普及すれば、DVDを借りてくるよりも映像を携帯で一旦ダウンロードしておいて、それをデジタルテレビで見るというような携帯があってもいいんじゃないかな、そしてこれは事業になるんじゃないかな、と考えています。
広告事業では、現在広告会社40社くらいとお付き合いしていまして、メディアレップ事業によって収入を得ています。さらに、もう一つの事業であるモバイル専用のASPとしても、おかげさまで認知度が上がってきています。
近藤: ユニークなビジネスコンテストを主催していると聞いたのですが、その特異点は何でしょう?
小林社長: ビジネスコンテストで他社と違う点は3つあります。1つは、本当に優秀な学生がいたら年俸1000万円で採用しますっていうことです。「若いうちは修行して会社で働け」というのが今までの日本の会社ですよね? インターネットが登場して10年経ちましたが、インターネットに慣れている人より、むしろ慣れていない人のほうが新しい考えでできる点、有利なんです。だから経験や年齢に関係なく、素晴らしい企画を熱意を持ってやれる学生がいたら、それは会社にとって痛くないことだと思うんです。
2つ目はチームワークで企画書を提出するというスタイル。これは、擬似会社経験をしてもらうということなんです。会社を作るにしても、一人でできる仕事もあれば、みんなでやった方が遥かに早く終わる仕事もあるんですね。それぞれの長所短所を補い合って、いいものを作ってもらうんです。
3つ目はガチガチのビジネスの勉強というのだけではなくて、お祭り的な要素を取り入れています。どういうことかというと、会社のワークスタイルを僕たちは定義づけていまして、「仕事を面白くすると、そこから学ぶことが楽しくなる」なんですが、これを体験できるっていうことです。ですから、あんまり眉間にしわを寄せてどうのこうのだけではなくて、結構雰囲気よく楽しくやっています。本当にコンサートみたいな感じですね。(つづく)
本業のモバイルサービスのみならず、「優勝者は年俸1000万円で採用」という前代未聞のビジネスプランコンテストを開催するアクセルマーク。そこには小林社長の「国家は人也」の人材観、そして社員への深い愛情・信頼を感じます。小林社長を中心として一致団結した堅固な社員ネットワークがあるからこそ、高い目標に向かって邁進でき、企業規模を拡大し続けることができるわけですね。(近藤)
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【インタビュアー】 MEDIA EXPRESS 近藤誠
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