クリックされたらメールで通知してくれるURLを生成

【東京IT新聞meets百式】

2008年02月26日(火)

[ 73 号]

LinkBlip (http://www.linkblip.com/)より

LinkBlip (http://www.linkblip.com/)より

 シンプルなだけに使ってみようかな、と思われるツールのご紹介。
 LinkBlipはいわゆるクリック通知ツールである。あるURLを友達に転送したけど、あいつ見てくれたかな・・・という時に使えなくもない。
 使い方は簡単で、Link Blipのサイトで自分のメールアドレスと、クリックされたかどうか調べたいURLを入れるだけである。そして誰かがそのURLをクリックしたらメールで知らせてくれる、というものだ。
 なお、仕組み的に一度LinkBlipを通らないといけないので、友達に渡すURLはLinkBlipで短縮されたものになる(事前にクリック通知だよー、と知らせておいた方が無難ですな)。
 さらにクリックされた日時や、(解析できれば)クリックした人がどこらへんにいるかも知らせてくれる。
 人はなんやかんやとフィードバックが欲しい生き物である。こうしたフィードバックツールはいいですね。(百式より)

百式 (http://www.100shiki.com/)

百式 (http://www.100shiki.com/)


 今回紹介するサイトでは、メールなどで送ったURLがクリックされると、指定したメールアドレスに通知メールを送るサービスを提供している。アフィリエイトやアクセスカウンタなどの足回りの機能の一つであるが、単独で取り出すことによって応用範囲が拡がった。例えば、同報メールでメーリングリストのメンバーにある情報やお知らせのURLを送った時に、何人が見てくれたかを簡単に把握できる。また、ブログ内にあるアフィリエイト以外のリンクに仕掛けておけば、アフィリエイトパーツ同様に何人がそのリンクを踏んでくれたか数えることもできる。

 このように、大きなアプリケーションの中にある小さな機能を単独で取り出すことによって、その応用範囲が拡がることはよくあることだ。今回のサービスはAPIではないが、「Web2.0サイト」が提供するAPIもそのそれぞれが小さな一つの機能で、いろいろなアプリケーションの部品として応用できるものの一例である。

 ウェブ時代になって「ドッグイヤー」なる言葉も出てくるように、要求される開発サイクルがどんどん短くなっている。その一方でウェブアプリケーションに対する要求はどんどん高くなっている。もはや一から複雑なウェブアプリケーションを組む暇はなくなっているのだ。使い倒された流行り言葉のようになってしまった「Web2.0」や「マッシュアップ」は、このような状況を乗り切るために考え出された時代の要請でもある。インターフェイスの整備と提供機能の進化で今やマッシュアップサイトでも一から構築したアプリケーションに遜色のないものができるようになっている。

 ますます厳しくなる開発速度への要求をこなすために、他にある使えるものは極力利用しながら、自らも一つだけ何か特化した機能をAPIとしてお互いに提供しあうという、いわば補完的協調体制が必要ではないだろうか。そこで確固たる地位を築くことによって、自らのプレゼンスを確保できるようになるのだ。
( 城崎裕一 )

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