
tinySONG (http://www.tinysong.com/)より
共有を前提にした楽曲検索サイト『tinysong』
シンプルで小粋なサービスだったのでご紹介。
tinySONGはいわゆる楽曲検索サービスだが、お友達と一緒に楽しむことを前提にしている点がユニークだ。
具体的には楽曲を検索したあとに、その楽曲があるURLを短縮URLにして、さらにクリップボードに自動でコピーしてくれる、という仕組みだ。
ここで検索してそのままメッセでURLを貼り付け、といったことも可能だろう。なーるほど。
ちょっとした作業をスマートにこなせるようになる、こうしたツールはなかなかいいですね。(百式より)
百式 (http://www.100shiki.com/)
今回のサイトは、お気に入りの音楽を検索してその音楽がいつでも聞けるリンクを提供してくれるサイトである。「Grooveshark」というサイトのコンテンツをAPIで利用しているのだが、図の上側が「tinySONG」、下側が「Grooveshark」。見ての通り検索部分をそのまま持ってきただけという画面である。では、何が嬉しいのかというと、検索結果に付く短縮URLと自動的にクリップボードにコピーしてくれる親切というところか。
このコンテンツを提供している「Grooveshark」は、言うなれば初期の「ユーチューブ」の音楽版でユーザが自由に音楽を投稿し共有できる仕掛けである。
さて、こういうサイトで気になるのが著作権である。どういうことになってるか利用規約を読んでみると「ユーザコンテンツがロイヤルティフリーで自由に利用可能であることをユーザが保証する」とある。それで済んだら今誰も苦労していない、まさしく初期のユーチューブそのままである。
しかし一方で音楽文化の発展のためにこのような「クチコミ」的なものは絶対に必要だとも思う。まだもっと大らかだった頃、自分の知らないアーティストの曲を友達に録音してもらって聞いたりしていたし、それでファンになることも多かった。今のレコード会社なら「コピーされなければ買って聞いたはず。損害を受けた」と言うかもしれないがそうだろうか? 「知りもしないアーティストをいきなり買ってまで聞くなんてあり得ない」が答えではないだろうか。著作権をガチガチにしてコピーもできなくした結果、安上がりな「クチコミ」マーケティングが完全崩壊してプロモーションにコストがかかり採算ラインが上がってしまっていないだろうか。それで安直な「私的録音補償金」に走るのであれば「コストのかかるアーティストはもういらない」とならないか。「創作者」より「商売」優先の舵取りで、この国の「著作権」は歪み始めていると思う。
(
城崎裕一
)
記事についてのご意見・ご感想
『 楽曲を検索し、結果を短縮URLにしてさらにクリップボードにコピー 【東京IT新聞 meets 百式】 』に対する







ページの先頭へ
