拡大画像を見せるためのライブラリを提供 【東京IT新聞 meets 百式】

2008年07月01日(火)

[ 89 号]

Magic Toolbox (http://www.magictoolbox.com/)より

Magic Toolbox (http://www.magictoolbox.com/)より


拡大画像をスタイリッシュに見せるためのJavaScript&FLASHライブラリ『Magic Toolbox』

 サイトにある画像をユーザーが自由に拡大してみれるようにするためのライブラリがMagic Tool boxだ。
 マウスオーバーすると拡大画像が現れたり、虫眼鏡のようなエフェクトを実現したりすることができる。JavaScriptとFLASHを利用しているようだ。
 もちろんさまざまなパラメータで自分のサイトにあわせて見た目を調整することも可能だ。
 商用サイトの場合は有料になるが、きちんとブラウザ互換も考えられており、ささっと導入したいときに便利だろう。有料ではあるが、カスタマーサポートのことを考えると結局は安上がり、ということにもなるかもしれない。
 こういうスクリプトも品質が求められるようになってきたのかもしれませんね。(百式より)

百式 (http://www.100shiki.com/)

百式 (http://www.100shiki.com/)


 今回は久々のツール系である。ウェブ2.0時代になってウェブサイトもビジュアル面では特に格段の進歩を遂げている。Ajaxを利用した画面遷移なしの編集画面や、コンテンツのイメージのフェードイン・アウトなど本当に多彩な工夫が凝らされている。

 このサイトで配布しているライブラリは、Java ScriptとFLASHを利用した画像効果のためのライブラリである。サンプルを動かしてみると、確かにこういうのやってるサイト見かけるよな、というものであった。同じことをやっているからといって必ずしもこのライブラリを使っているとは限らないが、こんなライブラリがあれば実装するのに必要な手間がかなり少なくなるし、そこまでのスクリプトを書けない人でも実装することができるようになる。

 さてこのライブラリ、商用サイト向けには有料で非商用サイト向けには無料で出ている。で、有料バージョンを購入すると様々なサポートがついてくるので、非商用サイトでも有料バージョンを選択することもできる。リナックスやデータベースソフトのMySQLなどオープンソースソフトウェアではよく見かけるビジネスモデルである。おおむね「個人向け」が無料、「法人向け」が有料というイメージだ。

 そういえば、やはりこの形のビジネスモデルを採るMozillaのFirefoxというブラウザが「2.0.0.15」から「3.0」にメジャーバージョンアップした時に「ダウンロード・デイ」と銘打って24時間のダウンロード数世界一を狙った企画があったが、800万を超えたそうだ。認定されればギネスブック入りである。

 これでもわかる通り、今や世の中のソフトウェアはOSメーカの作り付けかオープンソースを含むフリーソフトのどちらかがほとんどで、「ソフトはタダ」というのが常識となり、プログラマが飯を食うにはサービス業に徹するしかなくなってしまった。ま、それでも好きだからやるんだけどね。
( 城崎裕一 )

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