
Suggiere (http://www.suggiere.com/)より
入力補完のためのJavaScriptライブラリを投稿・共有できる『Suggiere』
Google Suggestをはじめ、フォームで入力するときにさまざまな候補を出してくれるインターフェースがある。1、2文字入力すると候補がずらりと表示される例のあれだ。
これはJavaScriptで実現することができるが、そうしたJavaScriptライブラリを投稿・共有できるのがSuggiereだ。
アメリカの州、イギリスの都市、ルノーの車などなど、よく使われそうなリストをここで検索したり、投稿したりすることができる。使うほうはさくっと1つのファイルをダウンロードし、自分のサイトに設置するだけでOKだ。
投稿する際はリスト作成用のツールも提供されているので簡単だ。Java Scriptの文法を理解する必要などまるでない。
インターフェースリッチなサイトが増えてきた昨今、こうしたライブラリ作成・共有サイトは良いですね。
(百式より)
百式 (http://www.100shiki.com/)
今時のウェブサイト、いわゆる「Web2.0」なサイトと呼ばれるための条件はいろいろあるが、自動入力補完機能もそんな中の一つである。サイト内の入力欄にユーザが入力するとそれらの文字で始まる有効な候補値をメニューで下に出してくれるアレのことだ。アレの実装にはJavaScriptとAjaxの知識が必要である。そこでその部分を取り出しライブラリとしてまとめることによって、自動補完機能の実装の負担をなしにしようというのが、今回紹介するサイトの目的である。
本来ならば、一つのひな形があってあとのメニュー作成は何を入力したいかによってAjaxでサーバから採ってくるようにすればできあがりなのだが、手間をなくすためにもう一つ工夫がしてあって、表示したいメニューアイテム別に全て分類して用意してある。
このようなライブラリというと必ず、「知識は必要ありません」とか「知らなくても使える」などというキャッチフレーズが書いてあるが、実際に中身を読まずに使うことができたライブラリは経験上皆無である。不具合があったり改造が必要だったりして結局中身を見ることになってしまう。それでも、同じ効果を一から実装するのに比べたら手間が全然違うので、こういうライブラリはとても助かるし、ますます高機能を要求されるウェブサイト開発に欠かせなくなってきたといっても過言ではない。
そうなってくると、現在のようなブラウザごとにJavaScriptの動作が違うという状態は決して良いことではない。サイトのコーディングをしていても、表示・動作確認は必ず複数の対応予定ブラウザ全てで行なわなければいけないのだ。W3Cの努力によって「標準ブラウザ」のあるべき姿が規定されてきている今、各ブラウザがもっと真剣に歩み寄りを考えてくれてもよいのではないか? ビジネス戦略もあろうが、ユーザの便宜を図ってこその競争である。そこを忘れないでもらいたいものである。
(
城崎裕一
)
記事についてのご意見・ご感想
『 入力補完用のJavaScriptライブラリを共有できるサイト 【東京IT新聞 meets 百式】 』に対する







ページの先頭へ
