
百式(http://www.100shiki.com/)
学生に広告つきのノートを毎朝配る『Free Hand Ads』 これが本当のフリーペーパー…という感じのビジネスモデルのご紹介。
Free Hand Adsでは学生向けの広告メディアを展開している。
仕組みは簡単で、学校で毎朝、無料のノートを数枚ずつ配るのだ。もちろんそのノートには広告が印刷されている。
学生が毎日使うノートに着目した点がユニークだろう。
毎朝手渡ししている点も新しい展開が見込めそうで期待できる(試供品の提供とか)。
さまざまな広告が考えられる昨今、どういったモデルを生み出すことができるでしょうかね。(百式より)

free hand advertising (http://www.freehandads.com/)より
日本でも街角で無料の情報誌やクーポンブックを配布している光景はよく見かけるが、このサービスでは大学のキャンパスで広告つきの無料のノートを4枚ずつ配布するそうだ。なるほど、ノートならば講義のたびに目が行くし、あとは広告のセンス次第でかなり強力な広告効果が出そうである。どうせならバインダーも一緒に配ってくれればいいのに、と思うが、もしかしたらアメリカの学生のノートの使い方ではバインダーが必要ないとか、大抵の学生はバインダーの2冊や3冊は普通に持っているのかもしれない。
さて、この「無料」というサービス形態は、ソフトウェアやウェブサービスで近年爆発的に増えているが、サービスする方もどこからも収入がないと成り立たない。純粋なボランティア組織ならば、「寄付」という形で支援者からの援助を受けて活動したりできるが、営利企業は何か別のことを考えないといけない。現在最も多い、というかほとんど全てのサービスで採られているのが「広告ビジネスモデル」である。無料でサービスを提供する代償に、サービス画面上にさまざまな広告を表示して広告主から料金を徴収するのである。原理的にはテレビコマーシャルと同じで、サービスのユーザ層を的確に想定できれば、より大きな広告効果が期待でき、サービス側もより儲かる。
だが、このビジネスモデルで広告収入を狙うサービスが増えるとディスカウントが起きて、収入が落ちてしまう。それでもこのモデル以外に収入を確保するモデルが確立できない以上、使い続けないといけないのがつらいところだ。特典をつけて有料ユーザを募ったところで、そんなに沢山の人がなってくれるわけではないし。そもそも本来商品であるはずの製品やサービスを無料で提供するところがあるという点で、現代のソフト業界には、他の業界にはない独特の難しさがある。もはやユーザから金を取るメーカーとしてのビジネスが成立しない以上、サービス業として、広告だけではない新しいビジネスモデルが必要となってくるのではないだろうか。
(
城崎裕一
)
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