インターフェースのデザインパターンを集めたサイト

【東京IT新聞meets百式】

2007年09月11日(火)

[ 52 号]

Welie.com - Patterns in Interaction Design(http://www.welie.com/)より

Welie.com - Patterns in Interaction Design(http://www.welie.com/)より

ウェブに激しく使えるインタラクティブなインターフェース集『Welie』 インタラクティブなデザインがどうあるべきか、そのデザインパターンを集めまくっているのがデザイナーのWelieさんだ。
 彼のサイトではカテゴリーごとにどういったインターフェースデザインが有効かをまとめてくれている。
 検索サイト、ショッピングサイト、サイトナビゲーションなどなど、ウェブを作る仕事をしている人にとっては必見だろう。
 またそれぞれのパターンにはスクリーンショットの例や、いつ使うべきか、使うときにはどういった点に気をつければ良いかも教えてくれる。
 こうした資料は知っておいて損はないですね。
(百式より)

百式(http://www.100shiki.com/)

百式(http://www.100shiki.com/)

 ウェブページのデザインで一番気をつけなくてはいけないことは、「ユーザに考えさせてはいけない」ということである。

 これが「これにしよう」とユーザが決めて買って来たソフトウェアなら、わからないことはマニュアルを読んで解決しようとしてくれるが、ウェブサイトのユーザは皆通りすがりである。通りすがりに寄っただけのページにそこまで労力を払う義理はないので、「このサイトは使いづらい」と言って去ってしまう。

 ではどうすれば、考えずに使えるウェブサイトが作れるのだろうか。それは、星の数ほどもあるサイトデザインの中で見やすい、使いやすいということで広く取り入れられている定番デザインを取り入れることである。人間はパターン認識でものを把握するので、似たようなパーツを見れば、同じ操作をするのだな、と推測し、それで望み通りの結果が得られれば「このサイトは使いやすい」と評価する。

 そこまで考えると、残る問題は「ある機能が欲しいとしてどんな定番デザインがあるか」である。
 今回紹介するこのサイトはそうした定番デザインを機能別・用途別に分類して集めた、いわば「定番デザインのネタ帳」である。8つのカテゴリーの中に、それぞれのパターンがわかりやすいタイトルで入っている。それぞれのパターンには、何をするパターンか、デザイン例、どんな時に使うのか、またどんな時に使ってはいけないか、どうデザインするのか、なぜそうするのかが解説されていて、自分がそのパターンを取り入れる時に気をつけるべきところもすぐにわかるようになっている。

 広く使われるものに、ある程度統一された操作体系が必要なのは、家電のリモコンや携帯電話などを見るまでもなくすぐにわかる。それはウェブページにも同じように言えることだ。ものすごい速度でウェブを巡回するユーザの目に止まる強い個性と、違和感を生じさせない標準的なデザインや操作感との両立。ウェブデザイナーの悩みは今日も尽きないのである。
( 城崎裕一 )

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