
Photology(http://www.getphotology.com/)より
記憶を探るように写真を探していくことができる『Photology』
デジカメの登場で、大量に写真を保管する時代になった。そうなると大変になってくるのが検索だ。「あの写真どこだったっけかな?」と思う頻度が多くなってくるはずだ。
そこで登場したのがPhotologyである。Windows用の有料ソフトウェアだが、なかなか使いやすそうだ。
指定できる検索条件はいくつかあるが、「何時ごろに撮ったか?」「何月ごろに撮ったか?」「何色っぽいか?」「屋外だったか、屋内だったか?」などなど、自分の記憶を探るように検索していける点が特徴的だ。
もちろん写真ごとにタグをつけたりすれば検索しやすくなるが、すべての人がタグ付けを日常的にしているかというとそうでもない。
こうして記憶を探るように検索できる仕組みは便利なのではないだろうか。他にどんなツールが考えられるだろうか。(百式より)
百式(http://www.100shiki.com/)
今は映像の時代である。カメラはフィルムからデジタルにほぼ移行を終了、今や「写真」といえばデジタル写真のことを指すようになり、また携帯でも高画質の写真や動画がガンガン撮れるようになった。かくしてパソコンには、ネットで見つけた画像に加えて、デジカメや携帯で撮った写真、動画が溢れかえり、宇宙のように広大に思えた100ギガバイトクラスのハードディスクも気がつけば残量が危ない。
そうなって困るのはその整理である。見たい写真があった時どうやってそれを取り出すか。今までは「タグ」というものが使われてきた。その画像を思い出しやすいキーワードを画像データに結び付けて、そのテキストデータを検索することによって間接的に画像データを取り出すやり方である。
ところが、このやり方では画像データ一つ一つにタグをつけなくてはならない。何百何千もの画像の一つ一つにキーワードをふるのは気が遠くなる作業である。
今回紹介するのはいつもの「サイトサービス」ではなく、画像を自動的に整理し、撮った時間や色、何が写っていたかなど人間の記憶に残りやすいものを手掛かりに検索できる有料ソフトウェアである。
このソフトが素晴らしいのは「夜の写真か昼の写真か」や「顔が写ってる写真」など、写真の中身についての記憶を頼りに検索できることである。しかも、面倒なタグ付けなどの作業一切なしで。実際、このサイトのデモで「顔の写ってる写真」や「昼の写真」を検索してみると、ちゃんと出てくる。これがグーグルなどにも搭載され、デジカメにも「顔認識」として採用されているのと同種の画像認識技術である。それはコンピュータ技術というよりも、私達人間の視覚と認識に対する研究の成果にほかならない。どうやって人間は、顔を「顔である」と認識するのか。その辺りの解明が進んだからこそ、このような検索が可能になったのだ。コンピュータが「画像」ではない「視覚」を手に入れる日も近いと実感させてくれるソフトである。
(
城崎裕一
)
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