3月26日、ウィルコム・コア・モジュール・フォーラム・セミナーが東京の航空会館で行われた。前半で、「UCD(ユーザーセンタードデザイン)体現への道~ユーザーの意見、デザイナーの視点~」というテーマで、各界の有名人によるパネルディスカッションが、後半には、W-SIMフォーラムと富山大学による産学協同プロジェクトの成果発表「W-SIMインターフェイスのアイコンデザイン」が行われた。
前半のモデレーターは富山大学芸術文化学部非常勤講師ほか多岐に渡る活動で知られる竹村譲氏が務め、パネリストに、前田一樹氏(富山大学芸術文化学部学部長。プラスティックリサイクル「プラマーク」や選抜高校野球の優勝メダルなどのデザインを手掛ける)、山崎和彦氏(千葉工業大学・工学部デザイン科学科・教授。日本IBM在籍時にThinkPadシリーズのデザインを手掛ける)、遠藤諭氏(株式会社アスキー取締役・CCO)が登場。竹村氏の「日本は前の世代と違うデザインになることが多い。ケータイなど、機種ごとにデザインがクルクル変わる。その反面、IBMのThinkPadシリーズのように変わらないデザインのものが存在する。なぜなのか」との問いに、「日本人は新しいモノが好き。またモノを買い換えていけるだけの経済力がある」(遠藤氏)、「質が良いデザインを作り上げるには時間がかかるが、ユーザーは変化を期待している」(山崎氏)、「日本は資源よりも、デザインや音楽など目に見えない何かをつくらなければならないのだろう」(竹村氏)、「デザインを変えると売れるが、実は上滑りをやっているだけで、本質の部分は変わっていないはず」(前田氏)と各氏が論じ、白熱したディスカッションになった。
UCD(ユーザーセンタードデザイン)については、前田氏の解説が分かりやすかった―「例として『コーヒーポットのデザインを考えてください』と言うと、デザイナーは既存のポットの形を思い浮かべてデザインしてしまう。『おいしいコーヒーを飲めるものを』と考えると本当のデザインが生まれる起点になる」。
後半は富山大学の学生によるW-SIMインターフェイスのアイコンデザインの発表が行われた。現在W-SIMを表すマークがないということで、産学協同プロジェクトとして同大学の学生たちが授業を通じて考えたという。アイコンは触覚の生理学に基づき、触ってわかるアイコンになっていた。代表6人のデザインはどれも洗練されており、また、熱意あるプレゼンテーションが印象的だった。
前半のモデレーターは富山大学芸術文化学部非常勤講師ほか多岐に渡る活動で知られる竹村譲氏が務め、パネリストに、前田一樹氏(富山大学芸術文化学部学部長。プラスティックリサイクル「プラマーク」や選抜高校野球の優勝メダルなどのデザインを手掛ける)、山崎和彦氏(千葉工業大学・工学部デザイン科学科・教授。日本IBM在籍時にThinkPadシリーズのデザインを手掛ける)、遠藤諭氏(株式会社アスキー取締役・CCO)が登場。竹村氏の「日本は前の世代と違うデザインになることが多い。ケータイなど、機種ごとにデザインがクルクル変わる。その反面、IBMのThinkPadシリーズのように変わらないデザインのものが存在する。なぜなのか」との問いに、「日本人は新しいモノが好き。またモノを買い換えていけるだけの経済力がある」(遠藤氏)、「質が良いデザインを作り上げるには時間がかかるが、ユーザーは変化を期待している」(山崎氏)、「日本は資源よりも、デザインや音楽など目に見えない何かをつくらなければならないのだろう」(竹村氏)、「デザインを変えると売れるが、実は上滑りをやっているだけで、本質の部分は変わっていないはず」(前田氏)と各氏が論じ、白熱したディスカッションになった。

前半のモデレーターを務めた竹村氏(左)と遠藤氏
UCD(ユーザーセンタードデザイン)については、前田氏の解説が分かりやすかった―「例として『コーヒーポットのデザインを考えてください』と言うと、デザイナーは既存のポットの形を思い浮かべてデザインしてしまう。『おいしいコーヒーを飲めるものを』と考えると本当のデザインが生まれる起点になる」。
後半は富山大学の学生によるW-SIMインターフェイスのアイコンデザインの発表が行われた。現在W-SIMを表すマークがないということで、産学協同プロジェクトとして同大学の学生たちが授業を通じて考えたという。アイコンは触覚の生理学に基づき、触ってわかるアイコンになっていた。代表6人のデザインはどれも洗練されており、また、熱意あるプレゼンテーションが印象的だった。

WSIMにつけるアイコン案を発表する学生。教授全員が投票したイチオシのデザインだったという
(
角田早苗
)
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『 ~WCMFセミナーレポート 』に対する







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