4月1日、マイクロソフト(MS)は同社が推進するOffice Open XML(OOXML)フォーマットが、ISO標準として認定されることを発表した。
OOXMLはマイクロソフト オフィス2007などで使われているドキュメント仕様。これがISO標準となることで、HTMLやPDFなどと同じ、広く公開された文書フォーマットとなり、ISO規格を推進する企業や政府などの正式文書用の標準ソフトとしてオフィスが採用されやすくなる。
MSはこれまで、OOXMLのISO標準準拠への取り組みを1年以上に渡って続けてきた。昨年9月、ISO批准化プロセスに参加している国家の代表機関による予備投票では否決されていたが、その後の技術情報のオープン化方針などの取り組みが評価され、今回の投票で必要得票数の75%を越える86%の支持を得たという。
4月2日にISOからの正式発表が行われたが、今回の件に関して欧州委員会の調査が入っているようだ。これはMSが今回の承認プロセスにおいて不正行為を行っているという指摘を受けてのもの。実際、ノルウェーの標準化団体は昨年9月の投票では反対票を投じたが、今回の最終投票では賛成に転じている。このことに対して、ノルウェーの委員会では80%が承認に反対していたという情報があり、なぜ投票時に賛成票が投じられたのかという疑問も残る。
OOXMLがISO標準になれば、これまでのマイクロソフトオフィスの「独占」という構図は変わらないだろう。しかもオープンソースのオフィススイートであるOpen Officeが採用するODF(OpenDocument Format)は、すでにISO標準として認められているにも関わらず、OOXMLという別の標準が出てくることも混乱を招くことになりかねない。この2つのフォーマットに十分な互換性が保たれる必要があるだろう。
OOXMLはマイクロソフト オフィス2007などで使われているドキュメント仕様。これがISO標準となることで、HTMLやPDFなどと同じ、広く公開された文書フォーマットとなり、ISO規格を推進する企業や政府などの正式文書用の標準ソフトとしてオフィスが採用されやすくなる。

ISO(http://www.iso.org/)によるOOXML標準化は果たして正しいのか?
MSはこれまで、OOXMLのISO標準準拠への取り組みを1年以上に渡って続けてきた。昨年9月、ISO批准化プロセスに参加している国家の代表機関による予備投票では否決されていたが、その後の技術情報のオープン化方針などの取り組みが評価され、今回の投票で必要得票数の75%を越える86%の支持を得たという。
4月2日にISOからの正式発表が行われたが、今回の件に関して欧州委員会の調査が入っているようだ。これはMSが今回の承認プロセスにおいて不正行為を行っているという指摘を受けてのもの。実際、ノルウェーの標準化団体は昨年9月の投票では反対票を投じたが、今回の最終投票では賛成に転じている。このことに対して、ノルウェーの委員会では80%が承認に反対していたという情報があり、なぜ投票時に賛成票が投じられたのかという疑問も残る。
OOXMLがISO標準になれば、これまでのマイクロソフトオフィスの「独占」という構図は変わらないだろう。しかもオープンソースのオフィススイートであるOpen Officeが採用するODF(OpenDocument Format)は、すでにISO標準として認められているにも関わらず、OOXMLという別の標準が出てくることも混乱を招くことになりかねない。この2つのフォーマットに十分な互換性が保たれる必要があるだろう。
(
矢橋司
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