アップルは6月9日に世界の開発者に向けたイベントであるWWDC(Worldwide Developers Conference)を開催するが、この基調講演で第2世代iPhoneの登場が確実視されている。すでにβ版が公開されているデベロッパーキット内に“iPhone 3G”の表記があることや、一部アクセサリーメーカーが3G iPhone用のカバーを発表したり、欧州各国でiPhoneが品切れになるなどの事象が続出しており、これらすべてが第二世代iPhoneの登場を示していると言える。
アップルのiPhoneに関する販売戦略も大きく変わりつつあるようだ。英Vodafoneは5月6日、イタリア、チェコ、ニュージーランド、インドなど10カ国で、年内にiPhoneの提供を開始することを発表した。さらに16日には、すでに一部の地域で提供を開始しているOrangeが、オーストリア、スイスの他アフリカの一部地域など10カ国でiPhoneの提供を開始することを発表している。他にも数社がiPhoneの販売計画を発表している。
ここで見るべき点は、これまでiPhoneは一カ国一キャリアという方針であったものが崩れたということだ。これまで1キャリアと独占契約することでキックバックを取るという方式だったアップル。アメリカではこれは成功し、AT&Tは増収となったが、欧州では価格の高さもあって販売が伸び悩んでいる。今回の複数キャリアとの契約によって販売数を伸ばし、iPhoneプラットフォームを広めることで、その基盤を強めたいという意志が窺える。
アジアでもシンガポール、フィリピン、インドでの販売がすでに予定されている。注目の日本はどうだろうか? ソフトバンクとドコモの販売権獲得争いは、ドコモに軍配が上がったとの噂がある。米Fortune誌が報じたが、どうなるのだろう。ただ日本での発売=3G iPhone登場が確定するということでもあるだけに、日本での発表は早くてもWWDC後になり、その後JATEの審査などもあるため、発売は第4四半期あたりになるだろう。
いずれにしろWWDCではiPhoneプラットフォームの正式立ち上げと、OS Xの次の目標が示されるはずだ。異例なことにWWDCのチケットは売り切れ、大きな期待感に満ちている。Macの販売も好調なアップル、スティーブ・ジョブズCEOは何を語るのか。

WWDCの告知サイト(http://developer.apple.com/jp/wwdc/)。チケット完売は期待の表れだ
アップルのiPhoneに関する販売戦略も大きく変わりつつあるようだ。英Vodafoneは5月6日、イタリア、チェコ、ニュージーランド、インドなど10カ国で、年内にiPhoneの提供を開始することを発表した。さらに16日には、すでに一部の地域で提供を開始しているOrangeが、オーストリア、スイスの他アフリカの一部地域など10カ国でiPhoneの提供を開始することを発表している。他にも数社がiPhoneの販売計画を発表している。
ここで見るべき点は、これまでiPhoneは一カ国一キャリアという方針であったものが崩れたということだ。これまで1キャリアと独占契約することでキックバックを取るという方式だったアップル。アメリカではこれは成功し、AT&Tは増収となったが、欧州では価格の高さもあって販売が伸び悩んでいる。今回の複数キャリアとの契約によって販売数を伸ばし、iPhoneプラットフォームを広めることで、その基盤を強めたいという意志が窺える。
アジアでもシンガポール、フィリピン、インドでの販売がすでに予定されている。注目の日本はどうだろうか? ソフトバンクとドコモの販売権獲得争いは、ドコモに軍配が上がったとの噂がある。米Fortune誌が報じたが、どうなるのだろう。ただ日本での発売=3G iPhone登場が確定するということでもあるだけに、日本での発表は早くてもWWDC後になり、その後JATEの審査などもあるため、発売は第4四半期あたりになるだろう。
いずれにしろWWDCではiPhoneプラットフォームの正式立ち上げと、OS Xの次の目標が示されるはずだ。異例なことにWWDCのチケットは売り切れ、大きな期待感に満ちている。Macの販売も好調なアップル、スティーブ・ジョブズCEOは何を語るのか。
(
矢橋司
)
記事についてのご意見・ご感想
『 6月9日に3G iPhone登場か? 販売地域を一気に拡大するアップル、Vodafone、Orangeなど各国での提供を発表 』に対する






ページの先頭へ
