HTC Nippon、スマートフォン・ショーケース開催、国内市場に存在感アピール

2008年07月15日(火)

[ 91 号]

 台湾に本拠地を置くHTCの日本支社であるHTC Nippon株式会社は7月3日、日本のメディア向けにHTCの提供するスマートフォンの全ラインナップ10機種を発表するスマートフォン・ショーケースを開催。社長であるデヴィッド・コウ氏によるプレゼンが行われた。

個人所有だという注目の端末、Touch DIAMONDを紹介するデヴィッド・コウ氏

個人所有だという注目の端末、Touch DIAMONDを紹介するデヴィッド・コウ氏


 HTCは日本で設立されて3年目。これまでNTTドコモ、ソフトバンク、イー・モバイルに対して端末を提供すると同時に、自社でもSIMフリーの端末を発売し、すでに日本で10機種のスマートフォンを投入している。特徴は、それら全てがWindowsモバイル搭載のスマートフォンということだ。HTCそのものの活動は10年になるが、すでに出荷した台数はおよそ1000万台になるという。日本ではHTC社製のスマートフォンが投入される度にスマートフォンのシェアが拡大しており、日本のスマートフォン市場を創造したのは我々だと自信を覗かせた。

 さらにコウ氏は、昨年6月に販売開始され、ヒット商品となったタッチディスプレイ搭載機HTC Touchシリーズを紹介した。今回、イー・モバイルとドコモの2社から登場するのは、この中のTouch Dual(HT1000、EMONSTER lite)という機種だ。そしてコウ氏が個人的に所有しているという、日本ではまだ未発売のTouch DIAMONDも少しだけお披露目された。デザインが美しく世界的な人気機種になっているTouch DIAMONDは、「新聞報道ではまもなく発売されるようだ」とのことだ。

 このあと現在HTCのスマートフォンを使っているという美容家のIKKO氏が登場し、スマートフォンの魅力を語った。普段はマネージャーとのスケジュールのやりとりに活用。ユーチューブやグーグルマップを利用したり、PCで行うつもりだった情報収集や海外のコスメ商品などをいち早く購入するといったことが、これ1台でできるようになったと絶賛した。

IKKO氏も登場し、スマートフォンの活用状況を語った

IKKO氏も登場し、スマートフォンの活用状況を語った


 今回のショーケースは別段新製品の紹介があったわけではないが、HTCが日本のスマートフォン市場での存在感をアピールするために行われたものだと言える。そしておそらく、彼らが牽制しているのはいよいよ投入されるiPhoneだろう。Touch DIAMONDはそのデザイン性の高さなどから十分iPhoneに対抗できると思われる。1日も早い登場に期待したいところだ。
( 矢橋司 )


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