ハイサ~イ! ラーメン缶、おでん缶などに続いて、ついに沖縄を代表する料理が缶詰で登場した。その名も「沖縄ソーキそば缶」。7月4日に那覇市内や空港の土産物店で販売が開始されると、観光客を中心に人気を博し、この秋には本土に上陸予定という。アキバで沖縄気分を堪能できる日も近い?
そもそもソーキそばとは、透き通ったスープで知られる沖縄そばの上に甘辛く煮た豚あばら肉(ソーキ)を乗せたもの。ラーメンに喩えればさしずめチャーシュー麺にあたる、沖縄の代表的な料理だ。これが内容量280グラム、400円にて販売される。
今回缶詰として商品化したのは、那覇市内に事務所を構える株式会社ライフトラスト。同社経営企画本部長の加藤政貴氏は商品誕生の経緯について次のように話す。
商品化に際し中小企業庁の支援も
「自販機を通じて沖縄の食文化を広めたい、というのが今回の商品開発のコンセプト。沖縄料理の代表といえばゴーヤーチャンプルだが、より缶詰に適しているソーキそばをまず商品化した。沖縄の食材を使用し、さらに沖縄そば食材老舗の『サン食品』と提携して豚骨とかつおのダブルスープで味付けすることで、どこに出しても恥ずかしくない本場の味を再現している」
缶詰なので3年間保存でき、常温でもおいしいとのことで非常食としても利用できる。すでに地元自治体から引き合いがあるという。また商品化に当たって、中小企業庁の「中小企業地域資源活用プログラム」の支援を受けている。
「沖縄ソーキそば缶」の売れ行きは上々で、那覇市内・国際通りの物産店「おきなわ屋」では観光客が6缶ほどまとめて買っていくという。また地元メディアでも取り上げられたほか、購入者が撮影した写真とともに食べた感想などをブログで紹介しており、クチコミでも人気が高まっている。こうした市場での好評を受けて販路拡大が決まり、この秋をめどに都内をはじめとする本土各地で販売できるよう、現在準備が進んでいる。
こんにゃく麺であっさり風味
さてそうなると気になるのが実際の味だ。ここ数年、毎年沖縄を旅している沖縄フリークの記者としては、缶詰化で沖縄そばのあの独特な昆布ダシの風味や麺の歯ごたえ、ソーキの味付けが損なわれないかと気が気でない。そんなところへ加藤氏から「沖縄ソーキそば缶」が届いた。はやる心をおさえて、早速試食してみる。
缶詰という制約からこんにゃく麺を使用しているため、本物と丸ごと同じという訳にはいかないが、スープは間違いなく「本場の沖縄そば」。入っているソーキの小ささに少々がっかりするが、濃厚な味付けはそのまま再現された。シーサー顔のカマボコもかわいい。脂のしつこさや匂いが気になるかと思いきや、こんにゃく麺の風味とあいまってとてもあっさりしている。常温でもいけるし、温めればなおおいしい。
今後もさらに5品目程度のラインナップが予定されているという。自販機で見つけたら是非カメー(ウチナーグチ=沖縄言葉で「食べて」の意)してみてはいかがだろうか。

「沖縄ソーキそば缶」。1缶44.8kcalと低カロリーなのもうれしい。問い合わせは株式会社ライフトラスト(098-859-7071)まで
そもそもソーキそばとは、透き通ったスープで知られる沖縄そばの上に甘辛く煮た豚あばら肉(ソーキ)を乗せたもの。ラーメンに喩えればさしずめチャーシュー麺にあたる、沖縄の代表的な料理だ。これが内容量280グラム、400円にて販売される。
今回缶詰として商品化したのは、那覇市内に事務所を構える株式会社ライフトラスト。同社経営企画本部長の加藤政貴氏は商品誕生の経緯について次のように話す。
商品化に際し中小企業庁の支援も
「自販機を通じて沖縄の食文化を広めたい、というのが今回の商品開発のコンセプト。沖縄料理の代表といえばゴーヤーチャンプルだが、より缶詰に適しているソーキそばをまず商品化した。沖縄の食材を使用し、さらに沖縄そば食材老舗の『サン食品』と提携して豚骨とかつおのダブルスープで味付けすることで、どこに出しても恥ずかしくない本場の味を再現している」
缶詰なので3年間保存でき、常温でもおいしいとのことで非常食としても利用できる。すでに地元自治体から引き合いがあるという。また商品化に当たって、中小企業庁の「中小企業地域資源活用プログラム」の支援を受けている。
「沖縄ソーキそば缶」の売れ行きは上々で、那覇市内・国際通りの物産店「おきなわ屋」では観光客が6缶ほどまとめて買っていくという。また地元メディアでも取り上げられたほか、購入者が撮影した写真とともに食べた感想などをブログで紹介しており、クチコミでも人気が高まっている。こうした市場での好評を受けて販路拡大が決まり、この秋をめどに都内をはじめとする本土各地で販売できるよう、現在準備が進んでいる。
こんにゃく麺であっさり風味
さてそうなると気になるのが実際の味だ。ここ数年、毎年沖縄を旅している沖縄フリークの記者としては、缶詰化で沖縄そばのあの独特な昆布ダシの風味や麺の歯ごたえ、ソーキの味付けが損なわれないかと気が気でない。そんなところへ加藤氏から「沖縄ソーキそば缶」が届いた。はやる心をおさえて、早速試食してみる。
缶詰という制約からこんにゃく麺を使用しているため、本物と丸ごと同じという訳にはいかないが、スープは間違いなく「本場の沖縄そば」。入っているソーキの小ささに少々がっかりするが、濃厚な味付けはそのまま再現された。シーサー顔のカマボコもかわいい。脂のしつこさや匂いが気になるかと思いきや、こんにゃく麺の風味とあいまってとてもあっさりしている。常温でもいけるし、温めればなおおいしい。
今後もさらに5品目程度のラインナップが予定されているという。自販機で見つけたら是非カメー(ウチナーグチ=沖縄言葉で「食べて」の意)してみてはいかがだろうか。
(
斉藤円華
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