英国ケンブリッジに拠点を置くCSR社は、9月5日、第六世代のブルートゥース製品Blue Core6を発表した。このBlueCore6とは、従来の製品より通話品質向上を図り、消費電力を削減したBluetoothチップである。その特徴について、日本市場担当の深田学氏は、「優れた音声品質」、「低消費電力」、「優れたRF性能」、「少ない部品点数」等、と説明した。
まず、「優れた音声品質」という点では、今までリトライなしの64Kbpsでパケットをあつかっていたため、雑音が入り聞き取りにくかった携帯電話の音声が、雑音抜きになったこと。これはAuriStreamと名付けた技術による。その内容は、音声コーディングを、単純な波形符号化技術だったCVSDから、より実際に近い符号化技術であるADPCMに変えたことと、エラーを検出して二回リトライすることによって、音声の切れ目をなくすことだ。CVSDでは64Kbpsだったスキャンスピードを32Kbpsに落としたため、CSVDとくらべて消費電力は半分になる。つまり、性能を保ったままで、音声品質と電力効率を同時に実現したのだ。
次の特徴である「低消費電力」の点でいえば、消費電力の50%は待機電力が占めていることから、他のデバイスが動いているかどうかスキャンするモードの使い分けが省電力をもたらすという。一つはコンディショナルスキャン。2.4GHz帯をクイックスキャンし、動いているものを検出したら動き、検出しなければ、スリープモードになるというもの。もう一つのカジュアルスキャンは、クロックをベースバンドのVCTXOと共有していると電力を節約できるもので、この2つで、最高86%まで電力の消費を減らせるのだ。「RF性能の向上」の点については、BlueCore4にくらべて、リンクマージンが11dB良くなっているため、パワーアンプなしでClass1の性能を実現している。また、携帯電話向けチップの小型化が図られている点でいうならば、このBlueCore 6ROMは、CSPパッケージを使うことで、PCBのスペースは27.4平方㎜に。外部部品は、受動部品九個と、バラン、アンテナで足りるため、実装スペースは非常に小さいのも特徴だ。
世界の携帯端末は約9億台であるが、Bluetoothが付いている端末は3億台程度といわれる。日本ではまだこれからだが、世界に目を向けると、今年は、携帯端末全体で50%近くにブルートゥースがのるということだ。その点を踏まえて、深田氏はこうも語った。
「販売目標ははっきりとはいえないが、今まで出荷されている5億台のブルートゥースの50%がCSR社製といえば、ある程度はわかっていただけるかもしれない」。また、その理由については「価格的には、5ドルを切っているということぐらいしかいえませんが」とも。
BlueCore6のプロセスルールは130ナノのcmosで、台湾メーカーが量産している。CSRは、BlueCore6ROMと、BlueCore6Audioを2008年1月から量産する予定だ。

日本市場担当の深田学氏
まず、「優れた音声品質」という点では、今までリトライなしの64Kbpsでパケットをあつかっていたため、雑音が入り聞き取りにくかった携帯電話の音声が、雑音抜きになったこと。これはAuriStreamと名付けた技術による。その内容は、音声コーディングを、単純な波形符号化技術だったCVSDから、より実際に近い符号化技術であるADPCMに変えたことと、エラーを検出して二回リトライすることによって、音声の切れ目をなくすことだ。CVSDでは64Kbpsだったスキャンスピードを32Kbpsに落としたため、CSVDとくらべて消費電力は半分になる。つまり、性能を保ったままで、音声品質と電力効率を同時に実現したのだ。

次の特徴である「低消費電力」の点でいえば、消費電力の50%は待機電力が占めていることから、他のデバイスが動いているかどうかスキャンするモードの使い分けが省電力をもたらすという。一つはコンディショナルスキャン。2.4GHz帯をクイックスキャンし、動いているものを検出したら動き、検出しなければ、スリープモードになるというもの。もう一つのカジュアルスキャンは、クロックをベースバンドのVCTXOと共有していると電力を節約できるもので、この2つで、最高86%まで電力の消費を減らせるのだ。「RF性能の向上」の点については、BlueCore4にくらべて、リンクマージンが11dB良くなっているため、パワーアンプなしでClass1の性能を実現している。また、携帯電話向けチップの小型化が図られている点でいうならば、このBlueCore 6ROMは、CSPパッケージを使うことで、PCBのスペースは27.4平方㎜に。外部部品は、受動部品九個と、バラン、アンテナで足りるため、実装スペースは非常に小さいのも特徴だ。
世界の携帯端末は約9億台であるが、Bluetoothが付いている端末は3億台程度といわれる。日本ではまだこれからだが、世界に目を向けると、今年は、携帯端末全体で50%近くにブルートゥースがのるということだ。その点を踏まえて、深田氏はこうも語った。
「販売目標ははっきりとはいえないが、今まで出荷されている5億台のブルートゥースの50%がCSR社製といえば、ある程度はわかっていただけるかもしれない」。また、その理由については「価格的には、5ドルを切っているということぐらいしかいえませんが」とも。
BlueCore6のプロセスルールは130ナノのcmosで、台湾メーカーが量産している。CSRは、BlueCore6ROMと、BlueCore6Audioを2008年1月から量産する予定だ。
(問い合わせ)シーエスアール株式会社 prjp@csr.com
(
安居院文男
)
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『 「AuriStream」搭載『BlueCore6』発表 』に対する
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