メール専門情報サイトを運営するソースポッド(東京・千代田、山本剛代表取締役社長)は、「電子メールの日」の今月23日に記念セミナーを開いた。メールコンプライアンスの第一人者として知られるメッセージテクノロジー代表取締役の植村文明氏=写真=を迎え、メール統制の勘どころやコンプライアンス教育のあり方など、実践的な内容が語られた。
植村氏は財団法人マルチメディア振興センターEジャパン協議会でメッセージングポリシーを策定するなど、電子メールリスクマネジメントの専門家だ。講演では、企業でのメール取扱方法が個人に任されている現状を報告。1通のメール送信ミスから退職に追い込まれた事例なども紹介し、メッセージングポリシー策定の重要性を説いた。
また、労働生産性を高めるためには、メールの総量規制が必要だと指摘。スパム対策だけでなく、「大量の業務メール処理に追われている現状を変えないといけない」と訴えた。改正民事訴訟法などの法律で証拠としてメールの提出義務が定められていることから、メールアーカイブの重要性に言及。「実体法ではなく、手続法に即したソリューションを導入することが重要だ。そうしないと裁判に勝てない」とアドバイスした。
セミナーではソフォスの平野祐司氏が先進のメールセキュリティ技術、シマンテックの金野隆氏がメールアーカイブ、フォーバルクリエーティブの松岡利英氏が暗号化ソリューションと、それぞれのテーマに基づいた自社商品を紹介した。
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