2月25日、イー・モバイルは音声サービスの概要を発表した。3月28日からサービス開始され、定額パックを付けることでイー・モバイル間の通話が24時間無料になるプランも用意された。データ通信に特化していたイー・モバイルも、いよいよ本格的に「ケータイ戦線」へと名乗りを上げた形だ。
イー・モバイルが今回発表した「ケータイプラン」は、携帯では初めて電話基本料無料を実現した。これに月額980円の「定額パック24」を付けることで、イー・モバイル間の通話料とSMSが無料となると同時に、固定電話・他キャリアへの通話料も割安となる。他にもデータ通信を同時契約することでデータ通信料が安くなる「ケータイプランデータセット」もある。いずれにしろ音声サービスのみの契約はできないため、基本料金はデータ通信プランで回収することになりそうだ。
更にイー・モバイルのサービスエリア外の25道県ではNTTドコモのローミングサービスが利用できる(端末制限あり)。少々割高にはなるが、範囲の狭いイー・モバイルの通信網をある程度カバーでき、より実用性が高くなったと言える。
今回の発表と同時に、音声対応端末も発表された。一つは東芝製の音声端末「H11T」で、ワンセグ搭載のフリップタイプだ。もう一機種はHTC製Windows Mobile端末「S11HT」、通称EMONSTERだ。スライドしてディスプレイが起き上がり、QWERTYキーボードが現れるこの端末は、SIMロックがかかっておらず、海外では現地のSIMを挿して利用できる。
これまでデータ通信にはイー・モバイル、通話用に別キャリアの端末を持ち歩いていたビジネスマンにとっては、今回の音声サービスは魅力的だろう。会社などで使う携帯をイー・モバイルに統一すれば通話料も安くなるし、NTTドコモの通信網が使え安心感もある。データ通信の速さが魅力だったイー・モバイルはビジネスユースの本命と言えるかもしれない。
一方、春に向けた携帯各社の新料金プラン発表もこのところ続いている。
まずソフトバンクは、2月1日から学生対象の「ホワイト学割」で3年間基本使用料0円を打ち出した。更に3月1日から「ホワイト法人24」を開始、これによって社員間通話は終日無料となる。
最近ユーザーの純増が減っているauは「家族割+誰でも割」併用でau携帯、家族間の国内通話を24時間無料にするサービスで対抗。法人にも2年間、月額980円のプランを用意しており、ホワイトプランを意識した価格設定となっている。
「グループ間無料」によって、MNPによる乗り換えまで含めたユーザーの獲得を目指しているNTTドコモも4月1日からFOMA利用とファミ割MAX50を契約している利用者を対象に、家族間通話を24時間無料にすることを発表。法人向けにも社員間通話を無料にするサービスを打ち出している。更にデータプラン定額も値下げされた。2年契約でPC用3.6Mbpsの定額データ通信プランを割り引く「2年割引」。これまで1万円を超えていた定額データプランが6000円弱で利用できる。
ウィルコムもデータ通信カード向けのプラン「新つなぎ放題」を発表。2年契約で最大800kbpsを月額3880円で利用できる。
各社とも、「グループ間無料」によって、MNPによる乗り換えまで含めたユーザーの獲得を目指している。データ通信は今回のイー・モバイルとドコモの値下げによって、通信速度が遅いウィルコムが苦況に立たされているという感がある。
しかしやはり昨年後半からの販売奨励金廃止、自由化への動きから、各社がようやく本格的にサービス競争を始めたことは事実であり、ユーザーとしては素直に喜びたいところだ。次にやってくるのはSIMロック解除端末の登場だろうか。期待して待ちたい。

「基本料金無料」を強く打ち出すイー・モバイルのサイト(http://emobile.jp/)
イー・モバイルが今回発表した「ケータイプラン」は、携帯では初めて電話基本料無料を実現した。これに月額980円の「定額パック24」を付けることで、イー・モバイル間の通話料とSMSが無料となると同時に、固定電話・他キャリアへの通話料も割安となる。他にもデータ通信を同時契約することでデータ通信料が安くなる「ケータイプランデータセット」もある。いずれにしろ音声サービスのみの契約はできないため、基本料金はデータ通信プランで回収することになりそうだ。
更にイー・モバイルのサービスエリア外の25道県ではNTTドコモのローミングサービスが利用できる(端末制限あり)。少々割高にはなるが、範囲の狭いイー・モバイルの通信網をある程度カバーでき、より実用性が高くなったと言える。
今回の発表と同時に、音声対応端末も発表された。一つは東芝製の音声端末「H11T」で、ワンセグ搭載のフリップタイプだ。もう一機種はHTC製Windows Mobile端末「S11HT」、通称EMONSTERだ。スライドしてディスプレイが起き上がり、QWERTYキーボードが現れるこの端末は、SIMロックがかかっておらず、海外では現地のSIMを挿して利用できる。

注目の端末、EMONSTERこと「S11HT」
これまでデータ通信にはイー・モバイル、通話用に別キャリアの端末を持ち歩いていたビジネスマンにとっては、今回の音声サービスは魅力的だろう。会社などで使う携帯をイー・モバイルに統一すれば通話料も安くなるし、NTTドコモの通信網が使え安心感もある。データ通信の速さが魅力だったイー・モバイルはビジネスユースの本命と言えるかもしれない。
一方、春に向けた携帯各社の新料金プラン発表もこのところ続いている。
まずソフトバンクは、2月1日から学生対象の「ホワイト学割」で3年間基本使用料0円を打ち出した。更に3月1日から「ホワイト法人24」を開始、これによって社員間通話は終日無料となる。
最近ユーザーの純増が減っているauは「家族割+誰でも割」併用でau携帯、家族間の国内通話を24時間無料にするサービスで対抗。法人にも2年間、月額980円のプランを用意しており、ホワイトプランを意識した価格設定となっている。
「グループ間無料」によって、MNPによる乗り換えまで含めたユーザーの獲得を目指しているNTTドコモも4月1日からFOMA利用とファミ割MAX50を契約している利用者を対象に、家族間通話を24時間無料にすることを発表。法人向けにも社員間通話を無料にするサービスを打ち出している。更にデータプラン定額も値下げされた。2年契約でPC用3.6Mbpsの定額データ通信プランを割り引く「2年割引」。これまで1万円を超えていた定額データプランが6000円弱で利用できる。
ウィルコムもデータ通信カード向けのプラン「新つなぎ放題」を発表。2年契約で最大800kbpsを月額3880円で利用できる。
各社とも、「グループ間無料」によって、MNPによる乗り換えまで含めたユーザーの獲得を目指している。データ通信は今回のイー・モバイルとドコモの値下げによって、通信速度が遅いウィルコムが苦況に立たされているという感がある。
しかしやはり昨年後半からの販売奨励金廃止、自由化への動きから、各社がようやく本格的にサービス競争を始めたことは事実であり、ユーザーとしては素直に喜びたいところだ。次にやってくるのはSIMロック解除端末の登場だろうか。期待して待ちたい。
(
矢橋司
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『 ケータイ戦線 春の陣 本格化 』に対する







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