NTTドコモは5月27日、906iシリーズ、706iシリーズの19機種63色を発表した。「新ドコモ宣言」後最初のアンサーは、高速通信と動画の充実だ。
ドコモのCMで使われている「A.041」などの表記は、実は年間2700万件ものドコモへの問い合わせや要望に対する答えの番号。新ドコモ宣言で、ドコモはユーザーの要望に対する「答え(=アンサー)」を提供していくという。今回はその中でも、以前から取り組みが進められていた3つの答えが用意されていた。
一つ目は706iシリーズで展開される「個性派スリム」携帯ライン。防水機能、世界最薄ワンセグ、フルスクリーン、脈拍センサーや歩数計を搭載したウェルネス携帯、そして使いやすさに重点を置いたieシリーズの展開によって、個性的な面を充実させた。中でも4タイプあるieは、誰にでも使いやすいことを目指しており、大きな文字、クリアな音質を実現している。
二つ目は906iシリーズのコンセプトである「オールラウンド動画ケータイ」。GSMローミング、ハイスピード・ワンセグ、GPSなどの基本機能に加えてデコメ、しゃべって翻訳、地図アプリなどの「全部入り」ケータイをさらにパワーアップした。中でも面白い取り組みは、本来は機種毎に違うメニュー構成を統一した「ダイレクトメニュー」機能。設定することによって違うメーカーの機種でも同じ操作で使うことができる。これはユーザーの3/4が感じていた不便さであり、それを統一することには以前から取り組んできたという。この機能は906iシリーズと706iシリーズの一部の機種が対応する。
そして今回、ドコモが最も力を入れているのは、無線LAN機能も活用したケータイ動画機能「ドコモ動画」の展開である。ビデオクリップで千以上、Music&Videoチャネルは百番組以上と非常に豊富なコンテンツをいつでもダウンロードできる上、登録した番組は寝ている間に定期的に自動配信を行うなどの機能を持つ。画質もH.264 30fpsと高画質を実現。さらに自宅のPCに取り込んだ動画や画像、音楽ファイルにもケータイからアクセスできる「ポケットU」、SONY製ブルーレイディスクレコーダーからの動画の転送を可能にしている。6月1日からはドコモ動画のキャンペーンで300タイトル以上が無料ダウンロードで利用可能だ。
ドコモの戦略として感じられるのは、日本の携帯もHSDPAがいよいよ主流になりつつあり、今回はそのソリューションを活かした動画コンテンツの充実を図ってきたということだ。動画コンテンツに関しては、すでに海外ではアップルやアマゾンが覇権を争っている。しかし日本ではこれまで、動画コンテンツ活用の良い手立てが見つかっておらず、携帯を使った展開をしようにも高速通信網の整備が伴わなければ無理な状況だったと言える。携帯を使いたい理由は着うたの成功例と同じで、ワンタッチで手軽に買えることと、保存できず他メディアに影響を与えないことだろう。著作権管理の点からも有効と言える。ここにきてようやく十分な通信速度が得られるようになり、携帯と動画が結びつく形となったということだ。日本メーカーとしてはこれによってある程度のシェアを確保した上で、アップルなどにも動画コンテンツ販売の門戸を開いていくのだろうか。少なくともiPhoneの日本上陸前にその環境を実現したことで、少しだけ優位に立てたかもしれない。
新ドコモ宣言はユーザーの要望に応えていくことと同時にイノベーションを起こし続けることだという。まだ始まったばかりでイマイチな感もあるが、これからもっと大きなイノベーションがあることを期待したい。
ドコモのCMで使われている「A.041」などの表記は、実は年間2700万件ものドコモへの問い合わせや要望に対する答えの番号。新ドコモ宣言で、ドコモはユーザーの要望に対する「答え(=アンサー)」を提供していくという。今回はその中でも、以前から取り組みが進められていた3つの答えが用意されていた。

お客様に対するアンサーを提供していくことが、「新ドコモ宣言」の趣旨
一つ目は706iシリーズで展開される「個性派スリム」携帯ライン。防水機能、世界最薄ワンセグ、フルスクリーン、脈拍センサーや歩数計を搭載したウェルネス携帯、そして使いやすさに重点を置いたieシリーズの展開によって、個性的な面を充実させた。中でも4タイプあるieは、誰にでも使いやすいことを目指しており、大きな文字、クリアな音質を実現している。
二つ目は906iシリーズのコンセプトである「オールラウンド動画ケータイ」。GSMローミング、ハイスピード・ワンセグ、GPSなどの基本機能に加えてデコメ、しゃべって翻訳、地図アプリなどの「全部入り」ケータイをさらにパワーアップした。中でも面白い取り組みは、本来は機種毎に違うメニュー構成を統一した「ダイレクトメニュー」機能。設定することによって違うメーカーの機種でも同じ操作で使うことができる。これはユーザーの3/4が感じていた不便さであり、それを統一することには以前から取り組んできたという。この機能は906iシリーズと706iシリーズの一部の機種が対応する。
そして今回、ドコモが最も力を入れているのは、無線LAN機能も活用したケータイ動画機能「ドコモ動画」の展開である。ビデオクリップで千以上、Music&Videoチャネルは百番組以上と非常に豊富なコンテンツをいつでもダウンロードできる上、登録した番組は寝ている間に定期的に自動配信を行うなどの機能を持つ。画質もH.264 30fpsと高画質を実現。さらに自宅のPCに取り込んだ動画や画像、音楽ファイルにもケータイからアクセスできる「ポケットU」、SONY製ブルーレイディスクレコーダーからの動画の転送を可能にしている。6月1日からはドコモ動画のキャンペーンで300タイトル以上が無料ダウンロードで利用可能だ。

ドコモ動画ではAKB48の新曲が独占配信される予定だ
ドコモの戦略として感じられるのは、日本の携帯もHSDPAがいよいよ主流になりつつあり、今回はそのソリューションを活かした動画コンテンツの充実を図ってきたということだ。動画コンテンツに関しては、すでに海外ではアップルやアマゾンが覇権を争っている。しかし日本ではこれまで、動画コンテンツ活用の良い手立てが見つかっておらず、携帯を使った展開をしようにも高速通信網の整備が伴わなければ無理な状況だったと言える。携帯を使いたい理由は着うたの成功例と同じで、ワンタッチで手軽に買えることと、保存できず他メディアに影響を与えないことだろう。著作権管理の点からも有効と言える。ここにきてようやく十分な通信速度が得られるようになり、携帯と動画が結びつく形となったということだ。日本メーカーとしてはこれによってある程度のシェアを確保した上で、アップルなどにも動画コンテンツ販売の門戸を開いていくのだろうか。少なくともiPhoneの日本上陸前にその環境を実現したことで、少しだけ優位に立てたかもしれない。
新ドコモ宣言はユーザーの要望に応えていくことと同時にイノベーションを起こし続けることだという。まだ始まったばかりでイマイチな感もあるが、これからもっと大きなイノベーションがあることを期待したい。
(
矢橋司
)
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『 ケータイ夏商戦へ、新端末が順次発表。動画に力を入れるドコモ 』に対する






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